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年間約100人が窒息死…「子どもの誤飲窒息事故」を防ぐためにしたいコト

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source:http://www.shutterstock.com/

育児中にどれだけ気を付けていても、24時間1秒も目を離さず見守ることは不可能です。 ときに、ヒヤリとすることがあるかもしれません。

助産師・看護師である筆者自身も二人の育児を経験した中で、ヒヤリとしたできごとは幾度かありました。

中でも忘れることができない誤飲窒息事故をもとに、とっさのときにわが子を守る対処法をご紹介します。


▼「誤飲窒息事故」は実際どのくらい起きている?


消費者庁しらべによれば、“2010~2014 年の5年間に14歳以下の子どもの窒息死事故が623件発生。そのうち食品が原因の窒息死が103件を占める”“原因の多くは食べ物で、果物・もち・パン・団子・ゼリーなどが多い”とあります。(※1)

つまり、年間約100人の子どもが食べ物を誤飲して窒息死しているということになります。

こんなに起きている誤飲窒息事故。活発な子どもの好奇心から、思いもよらない事故がだれに起きてもおかしくありません。

▼わが子の身に起きた誤飲窒息事故


筆者自身もわが子の誤飲窒息事故を体験しました。

当時わたしは第2子の出産直前で、髪をカットするために美容院へ行きました。
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私がカットしてもらっている間、3歳の娘は椅子に座り待っていました。

受付の方が「お子さんは見ていますから、ゆっくりカットしてくださいね」と声をかけて下さり、ありがたくお願いしました。娘は座って、持参した絵本を読んでいました。

カットをしてもらいながら、ふと急に娘に何かが起きたような気がして、カットする美容師さんの手を制して娘がいる方を見ました。

すると、娘のようすがおかしい!!

白目をむき、宙を見ながら、唇は真紫!

窒息している!!!

受付の女性が、「飴を食べさせたら大きかったみたいで……」と、娘の口の中を覗き込み指を入れている。

「え!? 飴!?」「すぐに教えてよ!!!」と驚きながらも言葉にする余裕はなく、娘に駆け寄りました。

真っ白い顔で微動だにしない娘を抱き寄せ、下を向かせてから、思いっきり背中をたたきました。

すると、

「ぽ~ん!」と勢いよく大玉の飴が飛び出てきました。

数秒たってから、

「うわ~ん!!!」泣き出す娘。泣き出すと同時に唇がピンクに戻りました。
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「ああ、助かった……」と腰が抜けつつも大泣きする娘を抱きしめ、飛び出した飴を見ると直径2cm以上ある大玉飴。子どもに与える大きさではありません。

美容院側はことの重大性を理解しておらず、「カットのじゃまをしないように私がなんとかしようとしたのですが……」と笑いかけられ、いろいろ言いたいことはあったけれど、結局は何も言えませんでした。

もしも救急車を呼んだとしても、呼吸停止から時間がたてば意識が戻らなかった可能性があります。考えたくありませんが、命すら危ないできごとでした。

なんの物音もたてず、ただ静かに呼吸が止まった娘。

当時の娘の形相は、今思い出してもぞっとします。

▼誤飲窒息したときの対処法は?


日本医師会救急蘇生法によれば、誤飲窒息の対処法として、“腹部突き上げ法”と“背部叩打法”があり、妊婦や乳児には“腹部突き上げ法”はしないとされています(※1)。

以下に日本医師会による救急蘇生法をご紹介します。

【背部叩打法の手順】(※2)

(1)保護者の片腕に、子をうつぶせに乗せ、手のひらでこの顎を支えつつ、頭を体より低く保つ

(2)もう一方の手のひらで、背中の真ん中を数回たたく

もちろんこのような状況はあってほしくありません。

ですが、筆者のときのように、親が見ていない場で誰かが善意で食べものを与えるかもしれないし、遊びながらのどに詰まらせるかもしれません。

育児中のママが、とっさのときに対処できるように事前に確認しておくとよいかと思います。

【参考・画像】
※1 食品による子供の窒息事故に御注意ください!  – 消費者庁
※2 救急蘇生法 – 日本医師会
※  mik ulyannikov、 ESB Professional、 paulaphoto / Shutterstock

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