Twitter3万フォロワーの美容垢ができるまで【インフルエンサー図鑑vol.4】



ソーシャルトレンドニュースでは、インフルエンサーとして企業のPRにも参加している人たちにインタビューを実施。

インフルエンサーってどうやって仕事しているの? 何を大事にしている人たちなの? 気になるアレコレを紹介していきます!

■Twitterの美容垢って?

Twitterには多種多様なアカウントが存在していることを、以前にソーシャルトレンドニュース(「あなたはいくつ知ってる?Twitterの○○垢」参照)でもご紹介しました。

その中にも登場した美容垢。端的にいえば、スキンケアやメイク、ダイエットにまつわる情報を収集したり、ツイートしたりすることに特化したアカウントです。自身が使ってみた中からオススメのコスメを紹介するアカウント、食べた物や運動などダイエットに関する記録を残し、仲間たちと切磋琢磨するアカウント……などなど、その内容は様々。

今回はコスメを紹介している美容垢のme@美容さんに、Twitterを始めたきっかけや、今に至るまでの経緯についてお話を伺うことができました!

■「フォロワーを増やす気は全くない」ところからのスタート

もともとSNSは好きだった、と語るme@美容さん。一体どんな過程を経て、3万人以上ものフォロワーを抱えるアカウントに育て上げたのでしょうか?

me@美容さん「前略プロフやmixiなど、学生のころから色々やってきました。Twitterのアカウントを作ろうと思ったのは、彼氏と会えない期間が2カ月ほどできたから。その間にダイエットなど、何かプラスになることができないかなと思って始めました。あとは、流れてくる美容系の情報を保存したいという意図も」



me@美容さん「最初はフォロワーを増やしたいという思いは全然なくて、自分と同じように“痩せたい”とか“可愛くなりたい”と思っていそうな、話が合いそうな子をフォローしていました。それで、その子たちと会話をして、何を食べたとか毎日の食事を記録していたような感じです。

また、私は目の二重整形をしていて……それが取れかけてしまっていたので、もう1回やろうと思っていた時期でもありました。その経過を残すこともしていましたね」

■フォロワー急増!その転機となったのは……

しばらくは、自身の得意なことの1つにも挙げている“SNSでのコミュニケーション”をメインとして行っていたme@美容さん。転機は意外なタイミングでやってきたといいます。

me@美容さん「目元だけの写真を記録用に載せていく中で、整形に興味がある人たちからの質問にDMで応えていたんです。その時に“目元がキレイ”と言っていただけて、今のアイコンにしました。この時点ではフォロワーもあまりいなかったので、さらけ出しているという意識も特になかったです。狭いコミュニティで、同じ悩みを持っている子とお互いのオススメを話しているだけ」

me@美容さんのアイコンme@美容さん「転機になったのはiHerb*の商品を紹介したこと。買ってよかったものを載せたら、めちゃくちゃリツイートされました。1日で一気に何百人もフォロワーが増えることに。アイテムが珍しく、見た目も可愛くて安かったことが、リツイートが多くなった理由だと思います。iHerb自体、Twitterでまだあまり認知されていなかったことも要因ではないでしょうか」

(*)……海外のコスメやサプリメントを低価格で購入することができる通販サイトのこと。

me@美容さん「もともと誰かに見せようと思ってやっていたわけではないので、フォロワーが急増した時にはびっくりしました。名前も、それまでmeだけだったのを、後ろに@美容とつけたのもこの頃です(笑)。フォロワーが増えたことで質問も増え、1日に20から30のDMがきていましたが、1つ1つ応えていました。中には恋愛相談なんかも。でも、人の役に立つことや情報収集が好きなので苦ではありませんでした。周りに情報を教えることは楽しい。その後、割引紹介コードがあること知りました。相手は5%割引になって、自分も5%分お得に買えるので、お互いにメリットがあると思い、つけるようになりました。win-winだと思っていますし、情報にも価値があると感じているからです」

■“ウソ”のない情報を伝えるために

フォロワーはコンスタントに増え続け、現在は3万人を超えるまでに成長。そんな今だからこそ、気を付けていることもあるんだそうです。

me@美容さん「今は質問が増えすぎてしまい、ほぼ返せていません。1人1人応えられなくなってしまったので、自分が使って良かったものをまとめようと思ってブログを始めました。Twitterだとタイムラインに流れてしまうので、どこかに集約したいなと。でも、ブログは書くのに時間がかかります。例えば2017年のまとめ記事だと、書き上げるのに1週間かかりました。過去の記事を読み返しつつ作ったので、こだわりがつまっています」

me@美容さん「ブログを始めて、まとまった情報が見やすくなってからは、個別の質問DMは減りました。一方で、企業から依頼をいただけることも増えてきました。私は、絶対に自分が使ってみてよかったものしか書かないと決めているので、そこは最初にお話ししています。だから、自分でいいなと思ったものは受けますが、見てみて微妙だなと思ったものはお断りしているんです。

依頼いただいた企業のものを紹介する時も、自分のブログを書く時もですが、かなり気を付けているのは薬機法。私は、できるだけ興味を引くための強すぎる表現は避けるようにしています。そういったことが気になりすぎて、自分の記事がつまらなく感じてしまったこともありました。そういった時には、雑誌を参考に、どういう表現のパターンがあるのか研究しています。情報をシャットダウンするためにスマホを見ず、Twitterを開かないようにすることもありましたね」



me@美容さん「それ以外にも、“中の人”感を大事にしようと思っています。世界観や、求められているものを大事にしたい。ツイートした後も、インプレッション数を見て反応がよくないと思ったら投稿を削除しています。それはみんなが求めている情報ではない、ということだと思うので。

あとはタイムラインの並び順。リツイートばかりにはしたくないので、どれを上にもってくるかなどは意識してやっています。今の私のアカウントで求められているのは、みんなが知らないような美容情報や新商品、安くお得に買える情報。そこを中心に、軸はぶらさず書いていきたいです」

情報収集と発信、そして記録のために美容垢を始めたというme@美容さん。特別な勉強は何もしてきていないと謙遜します。それでも、多くの共感者を集めるのは、彼女が本当に好きなモノを、偽りなく発信しているからこそといえるのではないでしょうか。

取材協力:me@美容

▼me@美容さんのブログはこちら
きれいまにあ**
(文:あまのさき)

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