妊娠に気付かず病院到着して3時間後に出産した女性「体重が落ちていたのに」(英)

出産の数時間前まで妊娠していることに全く気付かない女性のニュースを度々紹介してきたが、英ノッティンガムに暮らすある女性も妊娠に気付いたのは腹痛で緊急外来に搬送された後だったという。幸いにも元気な女児が生まれ、来月には3歳の誕生日を迎えるそうだ。英メディア『Daily Record』『Mirror』などが伝えている。

ノッティンガムのコルウィックに住むリンゼイ・ロウリーさん(32歳)と婚約者のアダム・アワートンさん(32歳)は2015年5月11日、“非現実的”な体験をした。

ともに眼鏡技師として働く2人は、ごく普通のカップルのように度々旅行やライブに出かける生活を送っていたがその日、仕事のシフトを終えたリンゼイさんは、夕飯を用意してくれている母親の家に行き、腹痛を感じたため午後9時頃早めに就寝した。

ところが午後10時半頃、リンゼイさんは腹部の痛みで目が覚めた。再び眠ろうと試みるも痛みは激しくなり、悶えるしかなかったという。その声を聞いた母親が部屋に行くと、リンゼイさんは床の上で胎児のように丸まった状態で苦しんでいた。

母親はすぐに救急車を要請するも、リンゼイさんに意識があったため自力で病院へ行くようにと言われ、2人はタクシーでノッティンガムにあるクィーンズ・メディカルセンターの緊急外来へと向かった。この時、リンゼイさんはあまりの腹痛で立っていられない状態だったため虫垂炎が疑われ、緊急外来で待っていた人たちの順番を飛び越しての診察となった。そこでリンゼイさんが妊娠しており、子宮口が6cmも開いて陣痛を起こしていることが分かったのである。

突然の妊娠と陣痛を知らされたリンゼイさんは、驚きながらもすぐにアダムさんに病院に来るように電話した。駆けつけたアダムさんは、分娩室でもまだ信じられないといった様子だったそうだ。病院到着から3時間後、リンゼイさんは3,714グラムの元気な女児イザベラちゃんを出産した。なお医師によると、リンゼイさんが通常の妊娠の兆候を示さなかった理由は、イザベラちゃんがリンゼイさんの背中側に隠れていたためだと話している。

妊娠を知らされてから3時間後には父親になるという“非現実的”な体験をしたアダムさんは、後に著書『Three Hour Dad』を出版し、このように語っている。

「2014年の9月半ばから10月にかけて、私たちは米フロリダへ旅行し、たくさんのジェットコースターに乗りました。もしリンゼイが妊娠初期であることを知っていたなら、そうしたアトラクションには乗れなかったでしょう。イザベラが生まれる数か月前の3月から4月にかけてはスペインを訪れたのですが、テーマパークにも行ってジェットコースターに乗っていました。ちょうどその頃リンゼイはダイエットをしていて、体重が結構落ちていたんです。出産の1週間前には、地元のスポーツセンターに行ってロープを使って高所から下降するアブセーリング(懸垂下降)をしました。リンゼイは足場を失って、ハーネスを着けたまま宙ぶらりん状態になっていました。まさかこの時、臨月だったとは思ってもいませんでした。」

『Three Hour Dad』によると、リンゼイさんはピルを常用しており、つわりなどの妊娠の兆候も全く見られず腹部も膨らまなかったようだ。現在、カップルは来月に3歳の誕生日を迎えるイザベラちゃんのお祝いの準備をしているという。

このニュースを知った人からは、「いつもこんなニュースを聞くたびに信じられない気持ちになる。なんで胎動さえも感じないんだろう」「私自身も母親だけど、妊娠していることに気付かず出産というのは凄いわ」「アダムさんの本読んだけど、とっても良かった。まさにサプライズだよね」「あまりにも非現実的すぎる」といった声があがっている。

(画像は『Daily Record 2018年4月2日付「Young mum stunned when she gave birth to 8lb baby - after dropping four dress sizes on diet」(Image: SWNS.com)』のスクリーンショット)

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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