16日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)20号にて、古味直志原作による人気漫画『ニセコイ』の実写映画化が発表された。
劇場公開は12月を予定しており、キャストなど詳細については未発表。これを受け、原作ファンやアニメ版のファンからは疑問の声が相次いでいる。
お久しぶりです~♪( ´▽`)
本日発売の週刊少年ジャンプ20号で、なんとニセコイの実写映画化決定が発表されました!
公開は今年の12月予定です!詳しくは今後の続報をお待ちくださいませ~‼︎ pic.twitter.com/kEstTv7iSs
— 『ニセコイ』公式アカウント (@nisekoi_k) April 16, 2018
■そもそも物理的に可能なのか?
『ニセコイ』は、2011年から2016年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載されたラブコメディ。2014年にはテレビアニメ化もされ、人気を博した。
暴力団・集英組とギャング集団・ビーハイブの抗争を止めるために恋人のふりをすることになった、一条楽と桐崎千棘による「偽の恋」を中心に展開されるストーリーだ。
パンチのある魅力的なキャラクターたちも人気の一因。その中には、男装女子の鶫誠士郎や、マントの裏に大量の武器を隠し持つポーラ・マッコイといった、現実離れしたキャラも存在する。
■ファンからは疑問の声
そういった背景から、「本当に実写化できるのか?」という疑問が数多く寄せられている。
ニセコイ実写化とか…まじ許せん。まずキャストもだけど、どうやってリアルで楽と千棘の出会いシーンやんの。むりやろ。
— すぎ (@smao1674) April 16, 2018
ニセコイが実写化……?
エイプリルフールは終わったぞ??
— そり (@soripomu) April 16, 2018
ニセコイの実写100%失敗するやん、ただの恋愛漫画ならともかく鶫とかポーラとか現実味ないのどうするの
— たくみず (@takumiza0328) April 16, 2018
そもそもヒロインの千棘からして、アメリカ人と日本人のハーフという設定。金髪ロングに碧眼、赤いリボンがトレードマークだ。
このビジュアルを、不自然さを感じさせることなく実現するだけでも難易度は高そうである。
■楽=山崎賢人と決めつけるファンが続出
作品の成否を分けるのは、やはり配役であろう。原作のイメージを損なわないビジュアルと、それを自然に見せる存在感が求められる。マンガ原作の実写化では、必ず最大の焦点となるのがキャスティングだ。
当然、ネット上ではキャスト予想が盛大に繰り広げられている。興味深いのは、多くの人が「どうせ楽は山崎賢人でしょ?」となかば投げやりに予想しているところだ。
ニセコイ実写化とか山崎賢人だろ
— 無名(米) (@unknown_1234648) April 16, 2018
ニセコイ実写化、主人公これ山崎賢人でしょ
— やまし (@r_Pyama) April 16, 2018
ニセコイの実写化とか誰がやるのかねえ
まーた山崎賢人だったら笑ってしまうわ
— リターンズ (@epi_mntfj7) April 16, 2018
■重要なのは女性キャラ陣
また、「楽はどうでもいいから女の子たちをきちんとキャスティングしてほしい」といった意見も目立った。千棘役や小野寺小咲(楽のクラスメイト)役には、広瀬すずや土屋太鳳、有村架純、橋本環奈らを予想する声が多い。
いずれにせよ、注目の若手女優が多数集結する「美少女映画」になることだけは確かだろう。そうなれば、主人公の楽を演じる俳優はそれが誰であれ、少なからず批判を受けるであろうことが容易に予想できる。
そんな、まだ見ぬ主演俳優に対し、早くも同情の声を寄せるネットユーザーも。
ニセコイの実写化で一条楽をやる男優の方に言いたいこと
「ご愁傷様です」
— 内坂輝汐(ウチサカキセキ)たそ@推し名→輝組 (@kiseki_1215) April 16, 2018
どうやっても批判を受けがちな2次元作品の実写化。ひとまずは主要キャストの発表など、続報を待ちたい。
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(文/しらべぇ編集部・ナカニシキュウ)