シャーリーズ・セロン、黒人の養子を育てる母として「アメリカでの子育てが怖い」

女優シャーリーズ・セロン(42)は現在、2人の養子(長男6歳・長女2歳)をシングルマザーとしてアメリカで育てている。その彼女は南アフリカ共和国出身で、過去には人種隔離政策(アパルトヘイト)の醜さにずいぶん心を痛めたという。今はアメリカで女優として活動中だが、人種差別や暴力などが連日のように報じられるようになった今のアメリカの現状は、彼女にとってまさに悪夢とのこと。子どもを育てる場所について、今後はアメリカ国外も検討中であることを明かした。

このほどシャーリーズ・セロンが『ELLE』の取材に応じ、人種差別がなくならず銃乱射事件やヘイトクライムなど暴力の絶えぬアメリカの現状を憂い、このように語った。

「(白人ではない)私の子ども達を見ていて、しょっちゅうこう思ってしまう。『このような状態が続いたら、アメリカを去らねばならないかも』って。」

「子ども達が危険を感じるような状態…それが私は一番嫌なことだから。」

シャーリーズの養子は幼く自衛できないこともあり、今のアメリカを揺るがせている暴力事件の数々はなおさら他人事ではないもよう。そして次々に起きる凶悪事件に、彼女は出身国のかつての様子を思い出すという。

「私が成長した時期は、南アフリカがまだアパルトヘイト体制の頃だった。だから私は、人権や平等であることについて非常に敏感なの。それに私には黒人の子どもが2人いるから。」

「人種差別は確かにある。人が思っている以上にね。」

「アメリカには、子ども達を連れて旅をしようなんて思えない場所も複数あるし、これは本当に問題だと思う。」

そんなシャーリーズの母としての願いは?

「子ども達には知ってほしいの。自分達がどんな人間なのかをね。そして自分達のことを、うんと誇りに思ってほしい。あの子達を自宅に連れ帰った日に、私は自分に対してこう誓ったの。自分のことにしっかりと自信を持てる人間に育ててみせると。」

人種差別、性差別、銃乱射事件、ヘイトクライム、白人至上主義者達の危険な主張やデモ―それらを心穏やかに傍観できるわけもないシャーリーズは、子ども達の安全、健全な成長と幸せを何より願っている。

(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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