テレビっ子だった私がテレビを全く見なくなった理由



先日、『めちゃイケ』が22年の歴史に幕を下ろした。『笑っていいとも!』も『とんねるずのみなさんのおかげでした』も、私(中澤)が青春時代に見たテレビ番組がここ数年で急き立てられるようにガンガン終わっていく

私が子供の頃、テレビは夢のビックリ箱だった。朝も晩も食事時でさえもテレビにかじりつく毎日。そんなテレビっ子だった私は今では全くテレビを見ていない。ガチで一切点けない。なぜこうなってしまったのか? キッカケは実はあの出来事だった。

・テレビを見なくなった理由に様々な声
視聴率の悪さにあえぐテレビ業界。最近は、その悲鳴が聞こえるようである。みんながテレビを見なくなった原因をネットで検索してみると、「どの番組も台本通りで予定調和すぎる」「何を見てもお笑い芸人が出てる」「ネットの普及」「シンプルに内容がつまらない」などなど様々な声があがっていた。

・私がテレビを見なくなったキッカケ
そのどれもが一理あるものなのだが、実は私がテレビを見なくなった直接的キッカケは別にある。そのキッカケとは、テレビを利用していた人なら誰もが知っているあの出来事。

そう、地上デジタルテレビ放送への完全移行である。それまで持っていたテレビでは放送が見られなくなり、買い替えを余儀なくされた地デジ切り替え。

だが、私は当時、バンドで食べることを夢見る東京ひとり暮らしのフリーターだ。生きていくのに精一杯すぎて、テレビなんて高級品を買う金なんかあるわけがない。結果、完全移行のタイミングでテレビは買えず、見ていた番組も強制的に中断

・テレビを見る習慣
まだテレビを見る習慣があった私は、お金が貯まったら絶対に買おうと思っていた。しかし、テレビは決して安くない。東京フリーターひとり暮らしにポンと出せる額ではない。そうやってジリジリしながら何カ月か経過した時、驚くべきことが起こった。

テレビのない生活に慣れたのである。別にテレビなくても死にゃしねえ。っていうか、NHKの集金も余裕で断れるしテレビないの結構良くね? むしろ、これまでテレビに時間浪費しすぎだったわ。

というわけで、3年くらいテレビなしの生活は続いた。現在はテレビを持っているのだが、購入した時に番組のブランクに萎えたのと、その時についた「テレビを見ない習慣」が相まって、全く見ていないというわけだ。多分今後もテレビを見る習慣が戻ってくることはないだろう

もちろん、これは私の話で、どれくらいの人に当てはまることなのかはわからない。だが、ずーっと不景気の日本。特に東京は地方からの上京者も多いため若い人のひとり暮らしは楽ではないのと、1度断裂したテレビ習慣が戻りにくいことは事実である

それはさて置き、現在、視聴率を指標に変革を推し進めているように見えるテレビ業界。時代の切り替えの果てには一体なにが残るのだろうか。というか、なにか残るのだろうか? 今後を見守りたい。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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