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Appleが偽装品裁判で敗北!?ロゴマークを隠せば大丈夫という判決に物議

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偽物や非ライセンス修理などに敏感なApple、iPhoneの機種数が少ないことと世界的なシェアもあって正直無法状態になっているのが現状です。

そんなAppleがとある「偽装品」に関する裁判に臨んでいたようなんですが、なんと敗訴してしまったと話題になっているんです。

■マーク隠せばOK?


ノルウェーでiPhoneの非正規修理店を営むヘンリク・ヒューズビーさんは先日、香港で非正規のiPhone 6/6sのディスプレイ63枚を買い付けしました。

そして香港からノルウェーにこのディスプレイは輸送されるワケなのですが、ノルウェーの税関で差し止められ、「偽造品がノルウェーに持ち込まれようとしている」とAppleに直接連絡されます。



このディスプレイはおそらく香港の第三者が作った再生品で、ディスプレイに刻印されているAppleのロゴマークがインクで塗りつぶされていたとの事。

Appleはヘンリクさんを何らかの罪で訴えるのではなく、下記条件の示談を持ちかけました。
  1. 請求書コピー提出
  2. 製品リストコピー提出
  3. 注文書コピー提出
  4. 支払い情報の提出
  5. 購入に関するネット印刷物コピー提出
  6. 以降Apple偽造品の製造・輸入・販売の禁止
  7. 罰金3,566ドル(約38万円)
  8. 偽造ディスプレイの破棄

しかしヘンリクさんはこのAppleの態度が気に入らなかったのか、裁判で決着をつける事を決め、こうした問題に詳しい弁護士の協力のもとAppleを訴える事に。



ちなみにAppleはアメリカでもこうした偽造品の摘発を行なっており、国土安全保障省と協力して偽造品撲滅を行なっている模様。

Appleが「偽造品」と判断した以上ヘンリクさんらが不利なのは間違いないのですが、なんとこの裁判で勝利したのはヘンリクさん達だったのです。



裁判の論点は「ディスプレイはApple純正品として偽造されていたのか」で、そもそもヘンリクさんは純正品を使っているなどとは言っておらず、商売上「偽造品」ではなく「非正規品」として取り扱っています

またロゴを塗りつぶし「非正規品」として利用しているので「商標権」などには抵触せず、何かを偽造しているワケではないので、このディスプレイが「偽造品」であるとは言い難いでしょう。

仮に、ロゴマークがそのままの状態で輸入・販売したり、このディスプレイを正規品だと言って修理に利用したりすれば当然「偽装」ないし「偽造」になるのですが、ヘンリクさんが行なっているのは非正規品を利用した非正規修理

ヘンリクさんは、これからもこうした「非正規品」を輸入し「非正規修理」を行うと宣言しており、Appleの要求には応じないと強気の姿勢を見せています。

■まとめ


この裁判にあたり弁護士は、「Appleは高い修理収入を維持するために、スペアパーツが自分たち以外の手に渡るのを嫌がっているだけだ(意訳)」と、Appleの修理に関する姿勢に関して痛烈に批判。

Appleの「認定サービスプロバイダ」の仕組みに異を唱える人は少なくなく、こうしたAppleを退ける非正規修理店はどんどん増えていくのかも知れませんね。

外部リンク(かみあぷ速報)

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