知ってて当然!? おしゃれママの常識「子育てワード」集(基礎編)

ウレぴあ総研

2018/4/16 10:30

モンテッソーリやシュタイナーといった教育用語からアタッチメント、ベビーヨガまで、今や知ってて当たり前とも言える“子育てワード”。トレンドに敏感なママほど知っている用語をご紹介します。

■子どもの自主性を重んじる教育ワードとは

近年話題になっている教育法は、子どもの自主性を尊重して自由な発想や感性を育む内容が多いようです。

子どもがのびのびと自ら学習し、自信をもって自ら解決するというプロセスは、大人になってからも重要なスキルになりそうです。

■モンテッソーリ教育

イタリアの女性医学博士マリア・モンテッソーリによって開発された教育法。“子供には、自分を育てる力が備わっている”という「自己教育力」の存在が、モンテッソーリ教育の前提となっています。

モンテッソーリ教育を実践する教育施設は「子どもの家」と呼ばれ、「子どもの家」には子供の自発的活動を促す教具が揃っています。教具をはじめ、クラス編成や教師の育成に至るまで、「整えられた環境」が準備されている点が特徴です。

たくさんの教具が用意された環境で、画一的ではない子どもの自主性を伸ばすことを目的としたモンテッソーリ教育は、日本でも取り入れている幼稚園が多いようです。

■シュタイナー教育

オーストリア生まれの哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した教育思想・教育実践のことです。

人間の成長段階を7年ごとに分けて考え、0~7歳は「からだ」、7~14歳は「こころ」、14~21歳は「あたま」を育てることが大切で、この順番を守る事が重要になります。教科書は基本的に使わずに、歌や詩、絵などを教育に取り入れるなど全ての教科を芸術的な手法でしえているのが特徴的です。

日本にもシュタイナー教育を行う「シュタイナー学校」があり、なかには小学校から高校まで一貫教育を行う学校もあります。シュタイナー教育の幼稚園や保育園にはテレビやキャラクターがなく、木のおもちゃなどが置いてある独特の空間になっているそうです。

■フィンランド教育

国際学力比較調査では、トップクラスの学力を誇るフィンランドの子どもたち。大学まで学費が無料だったり、出産時に国から育児グッズが詰まったパッケージをプレゼントされるなど、子育て支援が充実している印象があります。

ただ暗記をすればいいという詰め込み式ではなく、子どもが自分のために学ぶという自主性を重視しており、16歳になるまでは学年で一斉に行う学力テストもないそうです。留年も当たり前のようにあり、学力到達度が遅い子どものために手厚いサポートがあります。

■赤ちゃんとの密なつながりを体感できる育児ワード

子どもとのふれあいを大事にしながら、コミュニケーションやヨガができる育児が人気です。自宅でできるものもありますが、近所に教室があったり公民館などで開かれるサークルがあったりする場合も多いので、気分転換に通ってみるのもいのでは。

■アタッチメント育児

アタッチメントとは「愛着関係」という意味の発達心理学用語で、始まりはイギリスの心理学者ジョン・ボウルビィが「アタッチメント理論」として提唱したものです。

日本アタッチメント協会では、子どもが心身ともに健やかに成長するために、また親が親らしく育つためにもアタッチメント育児の重要性を唱えています。

産後の数時間を一緒に過ごすことや赤ちゃんの泣き声やサインには意味があると捉えること、赤ちゃんと同じベッドで寝ること、母乳を与えることなどアタッチメント育児にはいくつかのポイントがありますが、赤ちゃんとたくさん触れることで赤ちゃんへの愛着が増したり気持ちを理解しやすくなったりすることにつながるようです。

赤ちゃんの自己肯定感を養いながらママ、パパのストレスも軽減できるなどうれしい効果も期待できます。

■ベビーサイン

ベビーサインとは、まだ上手く話せない、自分の気持ちを上手に表現できない赤ちゃんと簡単な手話やジャスチャーを使ってコミュニケーションをとる育児法のことです。1990年代にアメリカで始まり、日本にも2000年以降に普及してきました。

ベビーサイン協会では、6カ月から1歳半をベビーサインを教え始める適齢時期としています。特別にサインを覚える時間を設けるのではなく、普段の生活でママやパパが語り掛けに手を添えるだけでOK。赤ちゃんがだんだんとベビーサインを理解することで、親子のコミュニケーションが密になります。

■ベビーヨガ

赤ちゃんとのスキンシップを通じて、愛情と信頼関係を深めるプログラムです。歌やリズムを交えて、仰向けやうつ伏せ、お座りなど様々な姿勢でバランス良く赤ちゃんの筋肉を刺激します。ママも赤ちゃんと遊びながらヨガのポーズをとることでエクササイズ効果が期待できます。

生まれてすぐから歩き始める頃までできますが、自己流で行うのではなくベビーヨガの教室に通ってレッスンを受けることをお勧めします。

■家庭で取り入れたいトレーニングワード

学習や運動など、教室に通わないと難しそうなものでも、意外と自宅で取り入れられるトレーニングもあります。子どもと楽しくコミュニケーションを取ることで運動神経が発達したり、脳が活性化することが期待できます。

■コグトレ

コグトレとは認知(Cognitive)トレーニングのことで、子どもたちに社会面(認知ソーシャルトレーニング)、学習面(認知機能強化トレーニング)、身体面(認知作業トレーニング)という3方面から支援するプログラムのことです。

児童精神科医である宮口幸治氏が医療少年院の子ども達に対して考案・実施した方法で、認知機能や感情統制の弱さ、対人スキルの乏しさなど心理的、身体的に不器用なことで生きづらさを感じている子どもたちにも有効だそうです。

(1)記憶、(2)言語理解、(3)注意、(4)知覚、(5)推論・判断という5つの要素に対応する「覚える」「教える」「写す」「見つける」「想像する」力を伸ばすための、紙と鉛筆を使ってできるトレーニングです。ワークブックなども販売されており、家庭でも気軽に実践できそうです。

■コーディネーショントレーニング

旧東ドイツがアスリートを育成するために、国策として考案したトレーニング方法です。「コーディネーション7つの能力」を高めることにで運動神経が向上すると言われています。

「コーディネーション7つの能力」とは、(1)定位(位置関係を把握)、(2)識別(手足、道具を扱う)、(3)反応、(4)変換(状況に応じて対処する)、(5)連結(身体をスムーズに動かす)、(6)リズム(動作のタイミングなどを上手く合わせる)、(7)バランス、以上7つの能力を指します。

フラフープの穴にボールをバウンドさせてキャッチボールをしたり、後だしじゃんけんで勝つものを素早く出すようにするなど、シンプルながらも複数の動きを同時に行うことで、脳を活性化させることができます。

■子どもの主体性を育む教育&育児がトレンドに!?

最年少プロ棋士として知られる藤井聡太氏が幼児期に受けていたことでも話題のモンテッソーリ教育や、俳優として活躍する斎藤工氏が幼児期から6年生まで在籍していたシュタイナー学園などをはじめ、従来の受け身で詰め込み式の教育とは一線を画した教育法が注目を集めているようです。

育児やトレーニングに関しても、子どもとのコミュニケーションを密にしながら親のストレスも軽減できるようなものが人気です。興味のあるものや気軽に取り入れられそうなワードをチェックして、無理なく楽しい子育てライフを過ごしたいですね。

あなたにおすすめ