3時間で16億円を売上げる カーダシアン家の恐るべき商魂

キム・カーダシアン(37)とカイリー・ジェンナー(20)。異父姉妹の2人が見せる美容業界での目覚しい活躍ぶりが、大手コスメブランドを脅かす勢いのようだ。

『Keeping Up with the Kardashians(邦題:カーダシアン家のお騒がせセレブライフ)』でおなじみのキム・カーダシアンとカイリー・ジェンナー。人気リアリティ番組で知名度を上げた2人、当初は「ただの成り上がり」「何の才能もないくせに」など辛辣な見方が多かったが、近頃の美容業界における2人の目覚しい活躍ぶりは、大手コスメブランドの広報がアドバイスを求めるほどだそうだ。

姉のキムは2008年に最初の商品である香水を発売、昨年6月には美容コスメブランド『KKW Beauty』(ケー・ケー・ダブリュー・ビューティー)を設立し、その後は数々のヒット商品を生み出して大成功を収めている。

一方で妹のカイリーは、全米のティーンが憧れるヤングセレブ。18歳という若さで『Kylie Cosmetics』(カイリー・コスメティクス)を誕生させた。「カイリーみたいなふっくらした唇を手に入れたい」と願う女子たちのニーズを見事にとらえたリップグロスやリップライナーなどが飛ぶように売れ、その勢いはいまだに衰えていない。

「発売からわずか30秒で完売」「発売開始3時間で1440万ドル(約16億円)の売り上げ」などいくつもの神話を生み出してきた2人は、もはやれっきとした“実業家”だ。この爆発的人気の裏には、リアリティスターとして確立した地位を利用した、巧みなマーケティング手法が大きく関係しているようだ。

従来の大手コスメブランドは莫大な予算をつぎ込んでキャンペーンを展開するが、キムやカイリーの場合、プロモーションは主にSNSを通じて行っている。「マーケティング・チームには誰を雇ったの?」「どこからこういうアイディアが浮かぶの?」と大手ブランドの広報から羨望の眼差しで見られているというから、尋常ではない。

商品開発の途中で色のチョイスに迷った時にはSNSを通じてファンに意見を求めたり、自らが広告塔となり新商品完成までの進捗状況をレポートする。そんな“ファンと二人三脚”のスタイルは、セレブをより身近に感じたり、「私もそうなれるかも?」という疑似体験をよりリアルなものにし、購買欲を刺激するのだ。新しいことに挑戦するときにはリスクはつきもの、そう自信満々に語るキムは、もはや単なる“お騒がせスター”ではないようだ。

SNSにたびたび登場するキムの娘ノースちゃんも、4歳にしてすでにメイクに興味津々だとか。母親の手がける商品のなかでも、特にリップグロスとハイライターがお気に入りだそう。

今後ますます女系パワー全開となりそうなカーダシアン一家。SNSを利用した斬新な広告アイディアで、今後も続々とヒット商品を誕生させてくれることだろう。

画像は『Kim Kardashian West 2017年11月30日付Instagram「Ultralight Beams pigment shimmers & glosses launching tomorrow 12pm PST on kkwbeauty.com」』『Kylie 2017年11月22日付Instagram「Red Velvet Holiday Lip Kit is officially available on KylieCosmetics.com」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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