ヘイリー・ボールドウィン──次世代セレブの発信力

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2018/4/15 12:00

SNSで積極的に発信し、フォローを“連続ドラマ”の世界に引き込む次世代セレブたち


日本だけではなく、海外にも2世タレントは昔から数多くいる。しかし、最近のアメリカのエンターテインメント業界では、ただの2世ではなく、「次世代セレブ」というべきスターたちが台頭しつつある。

彼女たちの特徴は、生まれ持った知名度を生かしながら、自らSNSを使って積極的に発信すること。そして、ほかの2世タレントや同世代のセレブと連動しながら、自然体で活動を広げていくことだ。

そのコミュティのなかでは、仕事の成果も恋愛事情もすべてSNSによってあきらかにされる。だからフォロワーたちは、まるでドラマを見ているような感覚に陥り、さらに彼女たちの動向から目を離せなくなるのである。

そんな次世代セレブのうち、モデル界のトップランナーといえるのがヘイリー・ボールドウィンだ。

171cmの長身に長い手足、憂いを含んだような瞳が印象的なノーブルな顔立ちからは、21歳とは思えないほどの妖艶さが漂う。イギリスの男性誌『マクシム』による2017年の「最もホットな女性100人」では、堂々の1位に選出され、その人気は性別を問わず広がっている。

父親はボールドウィン兄弟の末っ子…2世タレントから人気モデルとなったヘイリー


ヘイリーは1996年、アリゾナ州ツーソンに生まれた。父親は、俳優として活躍しているスティーヴン・ボールドウィン。スティーヴンはハリウッドで有名なボールドウィン4兄弟の末っ子で、キム・ベイシンガーの元夫としても知られる長男のアレック・ボールドウィンは、ヘイリーの叔父にあたる。

しかし、アレックに比べるとスティーヴンは俳優としてやや地味なキャリアで、金銭トラブルのスキャンダルを起こしたこともあった。そのため、ヘイリーは想像されるほど裕福な暮らしをしていたわけではないようだ。

そうしたなかで、ヘイリーは芸能一家のある意味“宿命”として、子どもの頃からテレビに出演。一方で、バレエに打ち込み、プロのバレエダンサーを目指していたが、足のケガのために夢を断念することとなった。

その後、医師を志していた時期もあったが、その恵まれた容姿をエンターテインメント業界が放っていくはずがない。エージェントにスカウトされてニューヨークのフォード・モデルに所属し、モデルとして活動を開始する。

「ソニアリキエル」「モスキーノ「トミーヒルフィガー」といったトップブランドで活躍し、2014年冬には「フレンチ コネクション」のキャンペーンに抜擢された。さらに、2015年にはニューヨークを拠点とするヒーローズ・モデルと契約を結び、世界中のショーで活躍するスーパーモデルとなるのだ。

「見せたい自分」を自ら発信する…驚異的なアクセスを集める次世代セレブのSNS


ヘイリーがファッション業界以外で広く注目を集めるようになったのは、やはりジャスティン・ビーバーとの交際が大きい。ジャスティンが2016年1月にヘイリーとのキス写真をインスタグラムに投稿。ヘイリーは交際に否定的だったが、ふたりの関係の行方はSNSを通じて大きな話題となった。

これを契機にヘイリーの華麗な交友関係がフォローである世界中の若者の憧れの的となり、彼女の行動やファッションが瞬時に世界中へと広がっていく。

2017年11月には、彼女の21歳の誕生日を祝うために、ケンダル・ジェンナーやベラ・ハディッドなどのスーパーモデル仲間がカリブ海に集まってバースデーパーティを開催。セクシーな水着姿でゴージャスなパーティを愉しむ様子がそれぞれのSNSで発信されると、驚異的なアクセス数を記録する。

このパーティは、「見せたい自分」を自ら発信できる次世代セレブのパワーを見せつけるかのような出来事だったといえる。

ファッションやエンターテインメントといったカテゴリを超える人気を獲得したヘイリーは、ラップバトル番組『Drop the Mic』のホストをメソッドマンとともに担当するなど、テレビや音楽業界でも存在感を発揮。近ごろはモデル以外の活動も活発になってきた。

2世タレントならではの重荷や過去を軽く受け流し、次世代セレブとして成長を続けるヘイリー・ボールドウィン。彼女の影響力が真の意味で発揮されるのは、まだまだこれからなのだ。

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