ブリティッシュ・エアウェイズCA、ウォッカを煽って勤務し逮捕

多くの人々の命を預かるパイロットが飲酒して操縦することは言語道断だが、同様にCA(客室乗務員)も酒気帯び状態で職務にあたるなどというのはもってのほかだ。このほど英航空会社のCAがウォッカを煽って職務にあたっていたことで逮捕された。英メディア『London Evening Standard』『Metro』などが伝えている。

英航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」のCAであるパトリシア・ケイシー(51歳)は今年2月、シンガポールからロンドン・ヒースロー空港に向かうBAボーイング787の機内で飲酒しながら職務にあたっていた。

パトリシアの酒臭い息に気付いたひとりの乗客から苦情を受け、客室サービスマネージャーが問い質したが、パトリシアは「機内で何も食べていないし飲んでもいない」と答えていた。通報を受けた警察が2月21日にヒースロー空港のターミナル5に飛行機が着陸するのを待って、パトリシアに空港で事情聴取を行った。するとパトリシアは機内で勤務中にウォッカのミニボトルを4本飲んだことを認めた。さらに2時間後の検査で、血液100ml中の血中アルコール濃度が航空機乗務員の制限基準値20mgの10倍もの数値となる201mgであることが判明し、パトリシアは逮捕された。

4月11日にアクスブリッジ治安裁判所で裁判が行われたが、2児の母でもあるパトリシアは法廷で涙を見せた。そして18年間連れ添った夫との離婚を乗り越えるためにアルコールで気を紛らわせていたと話し、酒に酔った状態で職務を行っていた罪を認めた。現在、停職中のパトリシアには罰金300ポンド(約46,000円)、裁判所費用85ポンド(約13,000円)および課徴金30ポンド(約4,600円)の支払いが命じられたほか、これまで何の汚点もなく過ごしてきた21年のキャリアに終止符を打たなければならなくなった。

このニュースを知った人からは「これまで21年間なんの問題もなかったのなら、解雇というのはちょっと厳しいんじゃないかな」「仕事も解雇されプライベートもめちゃくちゃで、なんだかこの女性が気の毒に思える」「でもどんなに辛いことがあっても職務中に飲酒はもってのほか。やはり解雇が妥当では」「飲酒して問題を起こす乗客にも、これぐらい厳しい処罰を与えればいいのに」といった声があがっている。

画像は『London Evening Standard 2018年4月12日付「British Airways attendant 10 times limit after mid-flight vodka binge」(SWNS)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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