日本での発売も視野に。価格も発表して市販を開始したFOMMの小型EV「ONE」【バンコク・モーターショー2018】

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2018/4/14 15:33


トヨタ車体で一人乗りの電気自動車「COMS」を手がけた鶴巻氏が設立したFOMMは、ファースト・ワン・マイル・モビリティの略を会社名にしたもので、文字通り短距離移動の電気自動車を開発することを目指した会社です。

2014年のバンコク国際モーターショーにもコンセプトカーを出品していて、その後も開発を続けていました。開発が進んだ今年はジュネーブショーで市販仕様車「ONE」のお披露目をし、バンコクでは価格も含めて発表して、市販にこぎつけました。

ONEのボディサイズは2585mm×1295mm×1560mmですから、軽自動車よりも小さいマイクロカーとでも呼ぶべき大きさです。このボディの中に4人乗りの居住空間を確保しています。樹脂製のボディは車両重量が軽く、バッテリー抜きの状態ならたったの445kg、リチウムイオン電池を搭載しても630kgにとどまるといいます。車両総重量も975kgと1t以下に収まっています。

バッテリーは2.96kWhを4個搭載し、10kW/560N・mのインホイールモーターを駆動します。6時間の充電で160kmの走行が可能で、最高速は80km/hに達するとのことです。

バンコク国際モーターショーで発表された価格は定価が66万4000バーツとのことですが、当初の2000台に限り、59万9900バーツで販売するとしていました。2000台という販売規模も相当に意欲的なものといえます。

FOMMは2017年10月にヤマダ電機、また11月にはヤマダ電機と関係が深い船井電機とも資本提携を実現し、大手企業のバックアップを受けることで開発の速度を早めています。日本での販売も視野に入れた開発を進めているとのことです。

FOMMのブースには、2シーターのオープンスポーツや電動バイクなども展示されていました。

(文・写真:村木哲郎)

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