『火垂るの墓』の急きょオンエアにDJ KOO「絶対に残すべき映画だと思う!」

映画監督の高畑勲さんが4月5日に82歳で他界した。日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』では、追悼の意を込めて代表作である『火垂るの墓』を4月13日に放送することを決定した。野坂昭如さんが戦争体験をもとに書いた小説を原作にアニメ化したものだが、野坂さんをして「ぼくの舌ったらずな説明を、描き手、監督の想像力が正しく補っていて」「しみじみアニメ恐るべし」と感じたという作品である。今回のオンエアにも視聴者から大きな反響があった。

SNSでは「火垂るの墓は何度見ても考えさせられる。高畑勲監督、今までお疲れ様でした。心よりご冥福を申し上げます」といったつぶやきが多く、DJ KOOは「これからClubでDJなのに『火垂るの墓』を見てしまって…」と明かしながら改めて胸を打たれたのだろう、「でも絶対に残すべき映画だと思う!!」とツイートしている。

また、WEBコミックサイト・ヤングエースUPに連載されている『レバガチャアーカイブ』の原作を手掛ける鯨武長之介さんは、7歳の長女が眠たい目を擦りながら『火垂るの墓』を最後まで見終えた際に「感想を聞いたら“街に爆弾を落とした敵の正体は結局何だったのか”と言いおった。大物になるよ君は」とつぶやいており、それぞれの世代で感じ方も様々だ。

7歳の女の子は仕方ないにしても、以前8月15日の「終戦記念日」に街で若者にインタビューしたところ「終戦の日」や「原爆の日」を知らぬ者が予想以上に多く、なかには「日本とアメリカが戦争した」ことを知らず「アメリカは一緒に戦った味方ではないの?」と驚く者もいた。

今回は急きょオンエアが実現した『火垂るの墓』だが、夏にもいつも通りに放送するべきだろう。高畑勲監督もきっとそれを望んでいるはずだ。

画像は『スタンリー@金曜ロードSHOW! 公式 2018年4月13日付Twitter「描かれたスケッチを観た野坂さんは、「ぼくの舌ったらずな説明を、描き手、監督の想像力が正しく補っていて」「しみじみアニメ恐るべし」と感じたそうです。」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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