集英社が緊急声明を発表 政府の海賊版サイト対策に「大きな前進」「より使いやすい正規サービスを提供」

BIGLOBEニュース

2018/4/13 18:12


集英社は13日、政府が海賊版サイトへの対策を決定したことを受け、緊急声明を発表した。

集英社は声明で、以前から海賊版サイトへの対策を行っていたが秘匿性の高い海外サーバーの利用などにより、対応は年々困難になっていると説明。海賊版の横行が続けば、魅力的な作品が次々に生まれるサイクルは消滅すると訴えている。この「ギリギリの状況」の中、政府が「海賊版サイトに対する緊急対策」を決定したことに「大きな前進」と評価。しかし、対策には強制力がないことから、今後は実効性のある対策が整備されることを強く望むとした。また、同社としても、より使いやすい正規サービスを提供などの努力を継続するとしている。

講談社も同日に緊急声明を発表。海賊版サイトは、日本のコンテンツ産業を根底から破壊し、すぐれた才能を枯渇させることは明らかと断じ、名前が上がっている「Free Books」や「漫画村」は氷山の一角にすぎないと説明。対策にあたっては、プロバイダーや流通事業者などへ協力を求めている。

「漫画村」などの海賊版サイトは、近年急激に利用者が増加。日本漫画家協会が2月に海賊版サイトを利用しないよう呼びかける声明を発表するなど社会問題に発展している。政府は、悪質な海賊版サイトとして「漫画村」「AniTube!(アニチューブ)」「MioMio(ミオミオ)」を挙げ、アクセスを遮断することが適当とする緊急対策を決めた。プロバイダーなど民間事業者に自主的な対応を促していく。

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