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佐々木希もこれでオチた!? アンジャ渡部が勧める“デートにいい店”がマジで使える

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人気お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部健がモデルの佐々木希と結婚を発表したのは昨年4月。その1年後、今度は佐々木希が第一子を妊娠していると発表し、世間をにぎわせた。

誰もが憧れる絶世の美女を奥さんにもらった渡部。周囲の芸人仲間を含め、多くの男性から羨望の眼差しを受けていることは想像に難くないだろう。

だが一方で、渡部の容姿や清潔感、さらに抜群のトークのうまさを見れば、そもそも「自分とは違う世界の人間」なのだとも思えてくるかもしれない。そう自分に言い聞かせたほうが、自分の人生に妥協できるし、気が楽だろう。

しかし、本当に渡部は「違う世界の人間」なのだろうか。

実は、渡部は佐々木希を落とすためにかなり細かい、綿密な計画を立てていたことを伺わせる本がある。『アンジャッシュ渡部の 大人のための「いい店」選び方の極意』(SB新書)がそれだ。

同書では、年間500軒以上の店を食べ歩く渡部が、実在する店名を挙げながら、いい店との出会い方、店に媚びられる客になる方法を指南する。会合に使える店や、二日酔いにならない方法、外食が多いのに太らない方法なども説明されており、サラリーマンが読めば大きな武器になることは間違いない。

この本の中で、一番読まされてしまうのは第6章の「渡部流 シチュエーション別店紹介」だ。ここでは、仲間内での飲み会や接待などの場面に分けて渡部がお薦めする店を紹介している。

◆渡部が教える正しい1回目、2回目、3回目のデートの店選び

その中でもデート時の店選びに関して、渡部は1回目、2回目、3回目以降のデートに分類し、店の選び方を丁寧に説明している。

たとえば、1回目のデートに最適だと、渡部が挙げるのは東京・赤坂見附の「ノマドグリルラウンジ」。

<国産牛のティーボーンステーキをいいシチュエーションでつついたら、会話がきっとはずみます>

曰く、<特に初デートは王道でありつつしかけの面白い、店の雰囲気だけで盛り上がる店>がいいそうだ。

渡部によると、2回目のデートが一番重要で、どんな女性でも喜んでくれる、テッパンのデート店を手持ちリストに入れておくべきなのだという。ここで彼が紹介するのは東京・中目黒の焼き鳥「いぐち」。入り口はまるで業務用の鉄の扉だそうで、開けた瞬間に漆喰の空間が現れるので女性のテンションが間違いなくあがるそうだ。そして何より、おまかせコースだと、焼き鳥やピンチョス(一口サイズのスペイン料理)が少しずつ23皿も出てくる。たしかに女性が喜びそうな要素がそろっている。

そして3回目以降のデートでは緩急が重要になってくる。女性は同じことが続くのを嫌がるからだ。渡部は東京・茅場町の「ニューカヤバ」を推してくる。ここはそもそも女性だけでは入店できないのでデートに誘う理由ができる。店内では年代物の酒の自販機が並んでおり、レトロな空間を楽しめる。王道のグランメゾンやリストラントからははずれているが、あえて変化をつけて女性に楽しんでもらうのだという。

◆これは事実上の「私はいかにして佐々木希を落としたのか」のルポ本である

ここで気づく人もいると思うが、同書の内容は徹頭徹尾、実際に渡部が実践したことと読むのが自然だろう。渡部はイケメンお笑い芸能人だから佐々木希と結婚できたわけではない。彼が誇る膨大な飲食店データから最強のデートプランを作りだし、彼女を計画的に落としていったのだ。

そして渡部は「究極のデートは地方店」と主張する。

<多くの人は旅行や出張が目的で、その中で食事をどこにするか決めると思いますが、僕は食べるために、目的の店を目指した旅行をします。この感覚は、わからない人にはいくら説明しても通じません。ただ、これがわかる人には、ものすごくわかってもらえます。だから、地方の店に食べに行くことは、ある意味究極のデートかもしれません> そもそも地方まで女性をお連れするのには相当のプレゼン能力が必要なのだという。そのうえで渡部は、タネをすべて九州近海で獲っている福岡・小倉の「天寿し」や、自家製生ハムなどのシャルキュトリーが36種類も食べられる山形にあるイタリアン「イル・コテキーノ」などをお薦めする。

そして、佐々木の故郷、秋田県からは、日本で唯一、江戸料理が食べられるという「たかむら」と日本最強のお通しを出すと渡部が主張する「酒杯」の2店を選んだ。

まさしく、この2店は渡部が佐々木との究極の地方店デートに使った飲食店なのではないのだろうか。

この本は単なるお店選びの本ではない。絶世の美女をゲットした渡部健の「完全デートマニュアル」であり、彼がいかにして佐々木希を落としたかをつぶさに解説したルポタージュ本なのだ。

デートの計画作りに悩んでしまう男性諸君にぜひ、この本を一読してもらいたい。忠実に実践すれば、佐々木希、もしくはそれ以上の女性と結婚できるかもしれない。<文/三鷹慶一郎>


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