浅漬けやサラダにも使える粉末寿司酢「すしのこ」!ロングセラーの秘密

Walkerplus

2018/4/13 12:00

“パッと、サッと”でおいしい酢飯に早変わり!世界初の画期的な粉末寿司酢「すしのこ」。人気の秘密と知られざる製造工程をご紹介!<※情報は関西ウォーカー(2016年7月19日発売号)より>

「すしのこ」(オープン価格・35g)。混ぜた時にご飯がべたつくことなく、甘味を付けられるのが粉末ならではの特徴。好みに合わせて味を調整しやすいのも人気の理由だ。

■ 知られざる製造工程を紹介!

<1>粉末の状態の酢をさらにサラサラに。酢の酸度を高めてからフリーズドライで粉末の状態にする。使用の際に溶けやすいよう、さらに細かくしてサラサラに!

<2>回転するコンテナで原料を均一に混合。コンテナに粉末酢に砂糖、食塩、酸味料を投入。コンテナ自体が360度立体的に回転し、原料をムラなく、均一になるよう混ぜる。

<3>空気に触れる時間を最小限にし、高速充填。コンテナを充填機の上にセットして原料を投下し、ほとんど空気に触れることなく高速で封入。30分ごとに検品し充填状態を確認。

<4>おなじみのパッケージが国内外のお店へ!個別に包装した商品を、ロボットがダンボールに箱詰め。30分ごとに包装シールの不良などの検品を行い、国内外の販売店に出荷。

■ 「すしのこ」ヒットの裏側

海外駐在の日本人向けに「25か国」で販売を始め、現地の人々にも評判に。粉末に湿気は大敵。原料が空気に触れる時間は「0.5~1秒」と、充填時の一瞬のみ。

湿気を吸うとダマになるため、温度や湿度の管理は徹底。そこには長年のノウハウが詰まっている。

包材のデザインは50年以上不変。かつて「すしのこカー」が全国を回り“おなじみの顔”として定着。

■ ふりかけ感覚の手軽さでロングセラー!

ちらし寿司や巻き寿司を作る際、料理じょうずでもコツと経験を要する酢飯。硬めに炊いた飯と酢を混ぜる手間と塩梅を、「パッとふりかけサッと混ぜる」だけに変えたのが、世界初の粉末寿司酢「すしのこ」。温かいご飯に混ぜるだけの手軽さで、1963年の発売以来、根強い人気を誇る。酢を粉末化する独自の技術もさることながら、すぐに湿気で固まるため、溶けやすい粉末状態をいかに保つかに膨大な試行錯誤が重ねられた。

また、従来の酢の販売ルートである酒販店でなく食料品店で販売されるため、各地でサンプルを配布し販路開拓に邁進。当初は苦戦したが、幼稚園・保育園への訪問を機に若い母親の支持を集め、画期的な寿司酢の存在はいっきに広まった。寿司飯だけでなく、ポテトサラダの味付けや浅漬けなど、家庭料理の調味料としても幅広く活躍。ふりかけ感覚で携帯するファンもいるとか。原料は今も変わらず砂糖、食塩、醸造酢、酸味料のみ。まさにシンプル・イズ・ベストを体現するロングセラーだ。

「すしのこやはちみつ黒酢ダイエットなどの看板商品は、若手社員のアイデアから生まれたもの。つねに新鮮な発想を、もの作りに生かしています」と、製造部の吉井秀樹さん。

■タマノイ酢株式会社<住所:大阪府堺市堺区車之町西1-1-32 電話:0120-33-4104 創業:1907年 社長:播野 勤 事業内容:醸造酢・粉末酢・各種調味料などの製造・販売 従業員数:300名(2016年現在)>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)

https://news.walkerplus.com/article/143128/

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