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警官射殺19歳警官逮捕「怒鳴られたからやった」滋賀・彦根

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 滋賀県彦根市の河瀬駅前交番で県警彦根署の井本光(あきら)巡査部長(41)が拳銃で撃たれ死亡した事件で、県警は12日未明、逃走していた同僚の男性巡査(19)の身柄を同県愛荘町で確保し、殺人容疑で逮捕した。巡査は「怒鳴られたからやった」と供述。配属直後の新人警官が上司に銃口を向けるという、警察史上前代未聞の事件となった。

 警察庁によると、未成年の警察官による殺人事件は初めて。配属から17日目、警官の装備品である拳銃が凶器となった事件は社会に大きな衝撃を与えた。河瀬駅前交番は3人体制で、巡査部長が巡査の「実習指導員」を務めていた。11日は巡査部長と巡査の2人勤務。捜査関係者によると、巡査は「怒鳴られたから撃った」と不満を述べた一方で「厳しかったが、きちんと指導してくれた」とも供述しているという。

 逮捕容疑は11日午後7時47分ごろ、河瀬駅前交番で井本巡査部長を撃ち、殺害した疑い。交番の防犯カメラには、巡査部長が机で突然前方に倒れ、直後に巡査が交番から出て行く様子が写っていた。約1時間後、後頭部と背中を拳銃で撃たれた巡査部長が、椅子に座った状態で机にうつぶせで血を流して倒れているのが見つかった。主な死因は頭部を撃たれたことによる脳幹部損傷で、ほぼ即死状態。巡査は「背後から撃って殺した。座ったまま前に倒れ、ピクリともせず死んだと思った」と話している。

 県警は愛荘町の田んぼに突っ込んだ状態で放置されたパトカーを発見。12日午前1時35分ごろ、町内の線路を制服姿で歩く巡査を発見し、身柄を確保した。巡査の拳銃は午前7時ごろに同県豊郷町で見つかり、銃弾が3発残っていた。拳銃は回転式で通常引き金部分にパッキンがついており、外して撃ったとみられる。

 元滋賀県警察本部鑑識課の坂本啓一氏は「拳銃の扱いは厳しく指導されており、こんな事態は全くの想定外だ」と話す。17人が死傷した2008年6月の東京・秋葉原無差別殺傷事件でも、警官の発砲はなかったと指摘。「ほとんどの警官は拳銃を定年退職まで一度も使わず、構えることにすら抵抗がある。使用判断は警官個人に任されており、組織で管理する範囲を超えている」と嘆いた。

 巡査は交番近くのコンビニで現金約50万円を出金し、逮捕時に所持していた。県警は逃走資金を準備した可能性があるとみて、動機の解明とともに捜査を進めている。

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