アメリカ人女子高生から学ぶ、プレゼン中の「想定外」に対処する方法


銃規制の強化を求めて3月24日に行われたデモ「私たちの命のための行進」の最中の出来事です。マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒で、銃乱射事件で負傷したSamantha Fuentesさんは、登壇して何千人もの抗議者を前に感動的なスピーチを行いました。ただ、そのスピーチの途中でFuentesさんは、演壇のうしろに屈み込んで嘔吐してしまいました。

聴衆は静まりかえりました。Fuentesさんのことを心配するざわめきがあちこちから聞こえ、カメラも壇上の撮影をやめ、聴衆のほうを写し始めました。聴衆がFuentesさんの名前をコールするなか、再び姿を現したFuentesさんは、笑顔でこう叫びました。

世界中で放送されている時に、もどしちゃった。こりゃあいい気分だわ!

聴衆から声援や拍手喝采がどっと沸き上がり、Fuentesさんはスピーチを再開しました。

大勢の前で、体が意図しない反応を示すのは、この上なく気まずいものです。それでもFuentesさんは、まだティーンエイジャーだというのに、おそらくは気持ちの昂ぶりとトラウマによってもたらされたこの事態に打ち勝つ秘訣を知っていました。結果を受け入れるのです。手を挙げて、こんな風に言いましょう。「そう、私がしたことよ!」と。気の利いたひと言で、自分は大丈夫だとみんなに伝えましょう。みなさんも、起きてしまったことを受け入れて、いっしょに笑ってくれてかまわない、仲間なのだから、と伝えるのです。それから、さっきの話の続きに戻るのです。

壇上で嘔吐してしまう可能性は、たいていの場合、かなり低いでしょう。けれどもどんな場合でも、何か良くないことが起こるおそれはあるものです。スライドショーが動かなくなったり、マイクの前でげっぷが出てしまったり。壇上で気まずい出来事(さらには、かなりひどい出来事)が起こってしまったら、Fuentesさんが私たち全員に教えてくれたことを思い出しましょう。

私たち全員が1つのコミュニティをつくっているのです。あなたが気まずく感じている瞬間は、見ている人々もまったく同じように、気まずいと感じているのです。聴衆は、心配する気持ちと、笑いそうになる気持ちの板挟みになっています。あなたが起こったことを認めて、きっかけをつくってあげれば、聴衆はあなたのことを好きになるでしょう! そして彼らは、あなたが小さな逆境を乗り越えてスピーチを続けたことに感動するでしょう。

信じられないかもしれませんが、壇上での気まずい瞬間を克服すれば、実際には、傷ついた分よりもはるかに多くのものを得ることができます。何もなければ単なるすばらしいスピーチにすぎなかったものが、優れたユーモア感覚や粘り強さ、プレッシャーがかかる状況で自分自身をどれほど律することができるかを示す見本にもなるのです。ですから、何かまずいことが起こっても、動揺してはいけません。Fuentesさんが示してくれたお手本にならって、それを受け入れましょう。

Image: YouTube

Source: YouTube

Patrick Allan - Lifehacker US[原文

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