東京渋谷発、新しい遊び

TABILABO

2018/4/12 18:50

ファッションだったり、スケートだったり、サーフィンだったり、クラブだったり、フェスだったり、あるいは旅だったり。

これまでも世界中のあらゆる場所でアンダーグラウンド的にいろんな遊びが生まれてきた。時を経て、それらはいつの間にか“カルチャー”と呼ばるようになり、多くの人々を熱狂させていった。

始まりはいつだって小さな渦だ。

東京は世界のほかの大都市に比べて遊びが少ない、遊べる場所が少ない、あるいは新しいカルチャーが生まれてないと嘆く人がいる。もちろん愛すべき街だからこその話だと思う。だけど、そんなことない。世界のどこでもなく、東京でしかできない遊びがちゃんとある。

僕が注目しているのは、これだ。

東京の新しいカルチャー発信基地、「TRUNK(HOTEL)」で開催された、SAUNA PARTY。

フィンランドから輸入され独自に発展した日本のサウナ文化を中心に、食や音楽、ファッションなどがミックスされた新しいパーティーだ。時代を作る様々なジャンルのクリエイター達が自らの楽しみとして生み出した遊び。

笑顔が絶えないこのパーティーは、自然の中で音楽を楽しむことから発展したレイブに近いかもしれない。ただし、サウナと水風呂、そして外気の温度差のなかに身を置くことで味わえるフィジカルな感覚は、レイブにおける高揚感とはかなり異なる。

Relax?

それだけじゃない。

Chill out?

ちょっとニュアンスが違う。

答えは、“ととのう”と表現される感覚だ。

今、この“ととのう”を求めて、第一線で活躍するクリエイター達がサウナに足繁く通っている。新しいサウナがオープンしたとか、雑誌で特集が組まれているとか、そういった例を出すまでもなく、もはや日本のサウナは新しいカルチャーになりつつある。

本当に残念なのは、フィジカルな感覚である“ととのう”の魅力は、どうしてもテキストや写真じゃ伝わらない。話しても駄目だ。理解するには体験するしかない。

だから、もしもあなたがまだサウナを体験したことのない人だったら、初めてのクラブに、初めてのフェスに、初めてのヨガに参加した時のように、飛び込んでみて欲しい。

もしも、あなたがもうすでにサウナの虜になっているなら、この新しいカルチャーに導いて欲しい。

そんなお節介焼いてしまうぐらい、もう本当に、心から、おすすめなのだ。サウナ。

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