土日 水曜より大荒れに 交通機関の乱れも

日直予報士

2018/4/12 16:34

土日は、全国的に雨や風が強まるでしょう。低気圧の発達程度によっては、今週水曜日より大荒れになる恐れがあります。今回の「春の嵐」のポイントや注意点をまとめました。

●週末の「春の嵐」は レベルアップ

今年は「春の嵐」が度々やってきています。今週水曜日は、東京都心で最大瞬間風速23.2メートルと、今年1番強い風を観測しました。関東では、強風のために電車が遅延するなど、交通機関にも乱れが出ました。
そして土日は、また全国的に「春の嵐」で、これまでより大荒れになる恐れがあります。
土曜日は西日本で雨が降りだし、降り方が強まるでしょう。先日、土砂崩れがあった大分県中津市耶馬渓町でも、発生以来、初めて、まとまった雨になりそうです。少しの雨でも土砂災害が再び発生する恐れがあるので、十分な注意が必要です。土曜日の午後は、東日本や北日本も所々で雨が降り、南風が強まるでしょう。
日曜日は、西日本は雨が続いて、強い雨や風の範囲が、東日本や北日本に移ってくるでしょう。近畿や東海を中心に、土日2日間の雨量が「数年に一度あるかないかのレベル」になる恐れもあります。北海道は東部を中心に、雨ではなく、雪が降るでしょう。日曜日は、全国的に風もピークになりそうです。

●今回のポイント

今回の「春の嵐」ですが、ポイントは2つ。
1つは、前回(水曜日)よりも「風の強い時間が長びきそう」ということです。低気圧が発達しながら近づいてきますが、東側にある高気圧との「気圧の差」が大きくなるので、全国的に土曜日から風が強まり、日曜日にかけて、風の強い状態が長い時間続くでしょう。東北南部など、桜が見頃の所では、花散らしの風となってしまう可能性があります。
もう1つは、前回(水曜日)よりも「広い範囲で大雨になりそう」ということです。前回(水曜日)に雨が強まったのは、東海地方が中心でしたが、今回は雨量が更に増えて、大雨の範囲も広がるでしょう。低気圧に向かって、雨のもとになる「暖かく湿った空気」が流れ込んでくるのですが、今回は「今年最強レベルの暖かく湿った空気」が入る予想です。このため、近畿や東海を中心に、発達した雨雲がかかり続け、大雨になる所がありそうです。

●今回の注意点

ということで、注意点を挙げてみますと…
「風の強い状態が長く続きそう」ということで、長い時間、交通機関が乱れる恐れがあります。土日で、お出かけを予定している方は、お出かけ前など、こまめに交通情報をチェックして下さい。また、関東ではアクアラインなど、沿岸部を走る道路で、速度規制などが行われる可能性があります。お出かけは、時間に余裕を持った計画を立てるか、状況によっては、計画の変更も考えて下さい。ベランダなど外に置いている物で、飛ばされやすい物は、早めに片づけておくのが良さそうです。
また「広い範囲で大雨になりそう」ということで、関東から西の太平洋側では、大雨の時間帯が、土曜日の夜から日曜日の朝という所が多くなりそうです。暗い時間に雨が強まるので、外の状況が分かりにくいでしょう。tenki.jpなどで、最新の気象情報を確認して下さい。

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