実は香料を使わない本格派!「UCC ミルクコーヒー」のこだわりとロングセラーの秘密

Walkerplus

2018/4/12 12:00

創業者・上島忠雄氏のもったいない精神から誕生した“世界初の缶コーヒー”「UCC ミルクコーヒー缶」。人気の秘密と知られざる製造工程をご紹介!<※情報は関西ウォーカー(2016年9月6日発売号)より>

「UCC ミルクコーヒー缶」(250g・115円・税別)。1969年の発売当時から変わらない3色の缶の色は、焙煎豆の茶、コーヒーの花の白、コーヒーチェリーの赤を表現している。

■ 知られざる製造工程を紹介!

<1>新鮮なコーヒーを抽出する。隣接する焙煎工場から焙煎したコーヒー豆をパイプラインで運び、ブレンドして粉砕。ドリップ方式でコーヒーを抽出する。

<2>コーヒーと副原料を調合して充填!抽出したコーヒーとミルクや砂糖などの副原料を最適なバランスで調合。1分間に1400缶のスピードで缶に充填する。

<3>高温・短時間でレトルト殺菌。充填した缶コーヒーを巨大な釜に入れ、高温高圧で殺菌。さらに短時間で殺菌するのが、コーヒーの風味を損なわない秘密。

<4>厳しい品質検査を経て全国に出荷。缶を冷却し、内容量、内圧などの検査を通して箱詰め。原料仕入れから出荷までに専門家による5回の品質検査が行われる。

■ 「UCC ミルクコーヒー缶」ヒットの裏側

累計販売数量「約150億本」の缶をつらねると、地球と月を2往復半できる長さに!発売以来、8回にわたり缶のデザインや味わいを時代に合わせて改良し、現在のデザインは「9代目」。

隣接している工場で焙煎した豆を使用することで、フレッシュな風味を引き出している。

香料を加えず、コーヒーが持つ風味を生かした味作りがコーヒーメーカーならではのこだわり。

■ コーヒー本来の風味を生かす品質の追求!

コーヒー好きならずとも 、一度は口にしたことがあるだろうUCCのミルクコーヒー缶。画期的な世界初の缶コーヒー誕生のきっかけは、創業者・上島忠雄氏の“もったいない精神”から。駅の売店で、時間がないため瓶入りミルクコーヒーを飲み残し、不便さを痛感したことで前例のない挑戦が始まった。とはいえ、いざ着手すると、コーヒーとミルクの分離、高温殺菌による風味の変化、缶の鉄イオンとコーヒーのタンニンの結合による液色の変化と、次々と難題が出現。1969年の発売後も、新しさゆえに認知されるまで苦戦を続けたが、1970年の大阪万博で、冷やした缶コーヒーを販売したことで爆発的ヒットを記録。

以来コーヒーは、いつでもどこでも、誰もが気軽に飲めるものへ劇的な変化をとげた。半世紀近く根強い人気を誇るのは、生豆から焙煎、抽出、調合まで、コーヒー本来の風味を生かす製法とたゆまぬ品質の追求のたまもの。まさに日本一のコーヒーメーカーの面目躍如たるロングセラーだ。

「コーヒー専門のメーカーとしてのこだわりと、独自の技術を生かし、ブラック、カフェラテ、カフェインレスなど、多彩なコーヒーの楽しみを提案しています」と、兵庫飲料工場工場長の岩元英明さん。

■UCC上島珈琲株式会社<住所:神戸市中央区港島中町7-7-7(本社) 電話:0120-050-183(お客様担当) 創業:1933年 社長:上島昌佐郎 事業内容:コーヒー、紅茶、ココアの輸入、加工、販売。缶コーヒー、各種食材などの製造、販売>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)

https://news.walkerplus.com/article/142652/

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