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吉田鋼太郎がロマンティックな愛の言葉をささやく! 舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』製作発表

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17世紀のフランスに実在した剣豪であり詩人のシラノ・ド・ベルジュラック。彼を主人公にした、エドモン・ロスタン作の舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』が、2018年5月に日生劇場にて上演される。初日を来月に控えた4月11日(水)、都内にて製作発表会見が催され、主人公・シラノ役を演じる吉田鋼太郎、ロクサーノ役の黒木瞳、クリスチャン役をWキャストで演じる大野拓朗と白洲迅が舞台衣裳姿で登場し、劇中の音楽を手掛け、自身も楽士役で出演する清塚信也、そして演出の鈴木裕美も姿を見せた。
朗読披露
朗読披露
清塚信也の生演奏
清塚信也の生演奏

一般オーディエンスが見守る中でこの日披露されたのは、『シラノ』の中でも有名な場面の朗読。清塚が奏でるグランドピアノの甘くやわらかなメロディが会場中に広がる中、ロクサーヌ(黒木)への愛を言葉で紡ごうとする男が二人…それは、すこぶるイケメンでありながら、あまりにも口下手で愛を言葉にできないクリスチャン(大野/白洲)と、詩人故に愛の語彙力は豊富、だが己の容姿の醜さを恥じて想いを打ち明けられないシラノ(吉田)。
吉田鋼太郎
吉田鋼太郎
黒木瞳
黒木瞳
大野拓朗
大野拓朗
白洲迅
白洲迅

はじめはクリスチャンがロクサーヌに愛の言葉を伝えようとしていたが、そのぎこちなさを見ていられなくなったシラノがいつしかクリスチャンに耳打ちしながら愛の言葉を言わせていく。
大野拓朗、吉田鋼太郎
大野拓朗、吉田鋼太郎

シラノから入れ知恵された言葉をそのままロクサーヌに伝えていくクリスチャンと、普段からロクサーヌに伝えたい言葉をクリスチャンに必死で言わせようとするシラノ。二人のコミカルなやり取りに会場からも笑いが起きる。
吉田鋼太郎、白洲迅
吉田鋼太郎、白洲迅

太陽が落ちて自分らの姿が夜の闇に隠れると、辛抱たまらずクリスチャンを押しのけて、ロクサーヌに直接、愛の言葉を説くシラノ。先のコミカルなやり取りから徐々に情熱的な愛のささやきへと変わっていく様は見る者を興奮させ、いつしか物語の中に吸い込まれていく夢のような感覚へと導く。朗読が終わると割れんばかりの拍手が沸き起こっていた。
朗読披露
朗読披露
朗読披露
朗読披露
「お前ら、いつまでくっついてるんだよ、離れろよ(笑)」と吉田
「お前ら、いつまでくっついてるんだよ、離れろよ(笑)」と吉田
鈴木裕美
鈴木裕美

朗読披露が終わると、ほどなく吉田、黒木、大野、白洲、清塚、そして鈴木が登壇した。まず初めに、鈴木が本作を分かりやすく解説する。「よく『困ったときの忠臣蔵』……つまりどの演目をやろうと悩んだとき、忠臣蔵をやっておけばお客は入る……『シラノ』も同じように『困ったときのシラノ』なんです。フランスでは大衆的で人気作品。この作品を日生劇場で、鋼太郎さん主演で、上演するというのは、ある意味、忠臣蔵的な位置付けになるかと思います。高級大衆演劇のような『シラノ』を作りたいなと思って、この構想を鋼太郎さんに伝えたら「裕美がやりたいのは劇場の周りに幟(のぼり)が立ってるような作品だね」と。この言葉に、なんて頭の良い方なんだろうと思いました(笑)。鋼太郎さんにシラノをやっていただくのであれば「座長奮闘公演」と言えるような作品にしたいです。原作には剣豪シラノの百人斬りの場面が書いてあるんですが、演劇として実際にはやっていない部分。今回そのシーンもやらせていただこうと思っています。また清塚さんが加わることで、ミュージカルではないのですが、ミュージカルの手法を取り入れたイキイキした『シラノ』を見せたいと考えています」と語った。
吉田鋼太郎
吉田鋼太郎

剣豪にして詩人、熱血漢のシラノ役を演じる吉田は、今回鈴木と組んでやりたいと吉田のほうからラブコールしてこの作品の上演が決まったと話し出すが、先の鈴木の挨拶を踏まえ「……とはいえ、困ってる訳ではないですからね」と言って笑わせた。「こんな難しい芝居を誰にお願いすればいい?そりゃやっぱり裕美さんでしょ?…この業界には『困ったときの鈴木裕美』という鉄則がありまして(笑)」と言うと鈴木が吹き出す。

「ヒロインを選ぶ権利が、ぼくにも20%くらいありまして(笑)。一番好きな女優さんて誰だろ…やっぱり黒木さんだなぁと。ただロクサーヌのほうが少し若いのですが、黒木さんに年齢はないですから(笑)」と吉田が言うと今度は黒木が吹き出していた。

最後はマジメに、『シラノ』という作品を知らない方もいらっしゃると思いますが単純明快の冒険活劇、泣いて笑える作品です。誰よりもピュアな気持ちを生き方は変えない心意気なかなか見かけない人物。こんな素敵な人生があるんだと終わった後に感じて欲しい」と締めていた。
黒木瞳
黒木瞳

黒木は「シラノからの熱い熱いラブレターのような、吉田さんからの熱い熱いラブコールを受け、ロクサーヌをやる覚悟を決めました」と話し出す。「古典演劇では、ありますがご覧になった方すべてが楽しめる演劇です。わたし自身も楽しんでやっていきたいです。来月が本番ということで心臓もドキドキしてまいりました」と微笑んだ。
黒木瞳、吉田鋼太郎
黒木瞳、吉田鋼太郎
大野拓朗
大野拓朗

大野は「たくさん笑ってたくさんワクワクして最後に綺麗な涙を流せる作品だとおもいます。フランス人を代表する不朽の純愛物語。フランスと聞くとむずかしい文学的なものを想像する方も多いかとおもいますが、とてとわかりやすく、台本読んでても爆笑する作品です。一人でも多くの方に笑顔と綺麗な涙をお届けします」と意気込みを見せる。
大野拓朗
大野拓朗
白洲迅
白洲迅

白洲は作品の魅力、見どころについては先輩方と同じ、と前振りし「個人的に日生劇場に立てること、そして吉田鋼太郎さん、黒木瞳さんと同じ舞台に立てることを本当に嬉しく思い、身の引き締まる想いです。全力で楽しみたいです」と力を込めた。最後に「クリスチャンは想いを言葉にするのが苦手、ぼくもそうなので挨拶はこのくらいにしておきます」と役に絡めて挨拶を結んでいた。
白洲迅
白洲迅
清塚信也
清塚信也

今回はオン・ステージ(舞台上にピアノを置いて弾く)で登場する清塚は「歌うように詩を奏でていくこの素晴らしい物語の中で、素晴らしい演出家のもと、素晴らしい音楽を作っていきたい。映像作品では(作品の)サポートをしてほしいといわれますが、この舞台ではサポートではなくセッションのように楽しませていただいています」と喜びを口にした。
吉田鋼太郎
吉田鋼太郎

なお、質疑応答の場面でシラノがやる100人斬りについてコメントを求められると、吉田は「もう還暦なんですが、この後の俳優人生が変わるかもしれないです。60歳を前にして果たしてアクションができるのかと。100人殺すということは、一人1手では殺せませんから、一人あたま2手ないし3手は殺陣が入る訳で、合計300手を覚え、それを4~5分の間でやらないとならない。そんな場面が芝居の前半にあるんです。幕間には死んでいるかもしれません(笑)。命がけでやりたいです」と笑いを交えながらも真剣に語る吉田だった。

取材・文・撮影=こむらさき

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