悩めるママ必見!最短2日で赤ちゃんが夜早く&長く眠る「ねんねトレーニング」

ウレぴあ総研

2018/4/12 10:30

どうしてそんなに泣くの?

どうしてほしいの?

もう起きちゃったの?

赤ちゃんがなかなか寝てくれない、抱っこしないと泣いてしまう、夜何度も起きる、夜泣き……いつ終わるのかもわからない日々に、心も体も疲れ切ってしまっているママやパパもいるかもしれません。

今回は、鍼灸師・こども専門鍼灸師の伊藤かよこさんの著書『0歳でも、1歳からでも大丈夫! 赤ちゃんが夜早く、長く眠る かんたん ねんねトレーニングBOOK』の中から、寝かしつけのコツをご紹介します。

■赤ちゃんの眠りのリズムを知ろう

赤ちゃんに寝てもらいたければ、赤ちゃんのことを知ろう! ということで、まずは赤ちゃんの眠りのリズムを知ることから始めましょう。

■レム睡眠後ノンレム睡眠

睡眠中、私たちはレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しています。大人は浅い眠りであるレム睡眠は全体の20%ほどにもかかわらず、生後1歳半くらいまでは全体の半分以上を占めるともいわれています。

また、レム睡眠とノンレム睡眠の周期も大人に比べて短いため、赤ちゃんの眠りは基本的に浅い上、そのレム睡眠が何度も来て、目を覚ましやすいのです。

■体内時計

朝が来たら起きて、夜が来たら眠くなる。このよう1日のリズムを刻む体内時計ですが、生後すぐの赤ちゃんはまだこの体内時計のリズムが整っておらず、昼夜関係なく寝たり起きたりを繰り返しています。「夜だから寝る」というサイクルがまだできていないため、昼にだって夜にだって起きるのです。

いわば「夜なんだから寝てほしい、寝るはず」は、大人の勝手な思い込みなんですね。

■ねんトレしてみよう

「赤ちゃんがなかなか寝てくれない」とひとことで言っても、その理由は千差万別。環境を整えつつ、ねんトレ、そして、寝かしつけ法を探っていきましょう。

赤ちゃんが一人で眠れるようになる「ねんねトレーニング(ねんトレ)」をはじめてみましょう。

さまざまなねんねトレーニングの方法がありますが、伊藤さんがおすすめなのは、なるべく泣かせない「ゆるゆるねんトレ」と「最短2日でできるだけママが苦しくないスピードねんトレ」の2種類。

■「ゆるゆるねんトレ」

抱っこは機嫌がよい時に、泣いたらすぐに抱かずにまずは観察からスタート。

泣いたからといって、すぐに抱っこしてしまうと、泣けば抱っこしてもらえるという図式が赤ちゃんの中でできあがってしまうので、まずはおむつは濡れてないか、室温は大丈夫か、体調の変化はないかなどを確認し、つい泣き止ませたくなってしまいますが、すぐに抱かないことが重要です。

また、伊藤さんおすすめの本、清水悦子さんの『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』によると、大人が寝言を言うように、赤ちゃんも寝言をいうことがあり、言葉を話せない赤ちゃんは「泣く」という方法で、寝言を言っているのだといいます。

ということは、寝言の度に抱っこしたり、おっぱいをあげては逆に安眠妨害になってしまっている可能性も。夜泣きがあってもすぐに抱っこやおっぱいなどと行動するのではなく、まずは観察することが大切といえそうです。

「ゆるゆるねんトレ」では、抱っこやおっぱいでウトウトしたところでお布団に寝かせます。背中スイッチで泣き始めてもすぐには抱き上げず、トントンしたり、ぎゅっと抱きしめ、それでも泣き止まないなら抱っこ、そして、また完全に寝入る前に布団に寝かせる、を繰り返します。

これを繰り返すと何度目かで、布団の上で眠るようになるというトレーニングです。赤ちゃんには負担が少ない分、ママはちょっと大変。ゆっくりでいいので、一人で眠れるようになって欲しい場合には「ゆるゆるねんトレ」を。

■「スピードねんトレ」

「もう限界!今すぐ眠らせて!」というママには「スピードねんトレ」がおすすめ。赤ちゃんの泣き声はママにとっては放っておけない最優先事項。泣き声を聞くと、つい気になって抱っこしたり、おっぱいをあげてしまうかもしれません。

なので、ここでパパに協力してもらいましょう。パパにねんトレをしてもらうのです。

パパに赤ちゃんと睡眠の関係、普段のお世話などを知ってもらい、思い切って、ママはお出かけしましょう。

パパはママのいない間、たくさん赤ちゃんを抱っこしたり、触れ合ったりして過ごします。「寝つく瞬間は赤ちゃんは一人」という、ねんトレの基本だけ守り、あとは、パパはおおらかな気持ちを持って過ごすだけ。

ママは帰宅後も赤ちゃんとパパの寝ている場所とは違う場所で寝ます。泣き声が聞こえても見に行かないようにしましょう。

ママは、朝になったら「おはよう、協力ありがとう」とパパと赤ちゃんに伝えて、次の1日を始めます。これを何日か続けることで、夜泣きが減ってくるのだそう。

赤ちゃんの近くにいれば、ママはちょっとしたことも気になってしまうものです。お出かけをして、物理的に「見ない」状態にして、数日、数回、パパにねんトレをお願いすることで、「泣けばおっぱいをもらえる」という状況を打破しましょう。赤ちゃんとパパの、ママとパパの絆も強まるかもしれません。

泣いている赤ちゃんに手を差し伸べないというのは、とても心が痛むもの。でも、赤ちゃん自身も深い眠りにつけなくて困っているかもしれません。

また、これから、少しずつ色々なことを赤ちゃんが学び、親が教えていくのと同じように「心地よい眠り」について、赤ちゃんとトレーニングすると考えれば、赤ちゃんがかわいそうという思いも軽くなるかもしれませんね。

■眠りを誘うポイント

明るさ、温度、湿度などの環境を整えても、ママも赤ちゃんも眠くない日もありますね。

そんな時に試したい、眠りを誘うポイントはこちらです。

■さわる、ふれる、なでさする

おでこや耳のまわりなど、赤ちゃんがほっと安心できるような場所をなででてみましょう。

■トントンする

赤ちゃんのおでこや背中などをトントンとタッピングします。一定のリズミカルな刺激は心を落ち着けてくれます。

■ふくらはぎをあたためる

赤ちゃんの足元やふくらはぎを温めると寝つきがよくなります

■読み聞かせ

ゆっくりしたテンポで話し、あくびをしたり、「あたたかいね」「ふわふわだね」など眠くなる言葉を語り掛けるのも有効です

普段は、ご紹介したような寝かしつけを実践してみてください。それと同時に「ゆるゆるねんトレ」を試したり、「スピードねんトレ」を行って、赤ちゃんの上手な眠りを一緒にトレーニングしていきましょう。

ママに心の余裕があれば、そして、ママがぐっすり眠ることができれば、きっと家族は幸せです。

ちなみに、2歳頃に夜泣きが戻ってくる場合は、神経が高ぶっていることが原因かもしれません。そういった場合は、小児はりも効果的だそうですので、試してみてもいいかもしれませんね。

今回ご紹介した、伊藤かよこさんの著書『0歳でも、1歳からでも大丈夫! 赤ちゃんが夜早く、長く眠る かんたん ねんねトレーニングBOOK』では、伊藤さんの体験談や具体的な寝かしつけの方法、東洋医学、心理学などの観点からも、無理なく「ねんトレ」ができる、やってみたいと思えるような具体的なやり方やエピソードなどが紹介されています。

赤ちゃんの眠りについて困っている、今すぐ眠りたい! というママやパパは、是非、ご一読を。きっとためになるヒントがたくさん詰まっていますよ。

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