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沢尻エリカの圧倒的な存在感

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 【牧元一の孤人焦点】試写を見た。映画「猫は抱くもの」(6月23日公開)だ。主演は沢尻エリカ。単刀直入に言えば、彼女を見に行った。

 酔っぱらって怒りをあらわにするシーンがとても良い。絵画のモデルになる場面が極めて美しい。私服のミニスカートから伸びる足がセクシーだ。その艶やかな歌声を聞くこともできる。とにもかくにも、沢尻エリカという女優の圧倒的な存在感を痛感する。

 彼女にとって6年ぶりの主演映画だという。6年と言えば長い時間だ。映画界が放っておいたのか、沢尻自身が選択していたのか、つまびらかではないが、鑑賞者としてはようやく巡り合えた感がある。最近、彼女が出演した映画「不能犯」を劇場で見てあらためてその魅力に触れたが、やはり、存在感が圧倒的な沢尻エリカという女優には物語の主人公がよく似合う。

 彼女がMCを務めるNHK・BSプレミアムのドキュメンタリー番組の取材会を思い出した。それは一昨年の秋、東京・渋谷のNHKのスタジオで行われたが、会場には通常の取材会よりも多くの人が集まっていた。つまり、マスメディアや関係者以外の人たちもそこにいたのだ。その中の1人がこう漏らした。「沢尻エリカを一目見てみたかった」。気持ちは良く分かる。一目見てみたいと思わせる女優。それが沢尻エリカなのだ。過去に、「別に」発言騒動があったので、また何か奇抜な言動があるかもしれないという好奇心が働いた部分もあるだろう。しかし、興味を抱く根幹は、その言動より、その存在である。こんな女優はほかにいない。

 「猫は抱くもの」の監督は犬童一心氏。6年前の沢尻の主演映画「ヘルタースケルター」(蜷川実花監督)を見て以来、「いつか自分も彼女から違った魅力を引き出したい」と思い続けていたという。今回の作品はある意味で「ヘルタースケルター」以上に沢尻の女優としての可能性を広げることに成功したと思う。今後、彼女の主演作を撮ってみたいと思う監督が増えるだろう。

 彼女自身はこれからどんな女優を目指すのか。人気女優の道を進むのか、演技派女優の道を進むのか…。いや、しかし、こんな通俗的な問い掛けはやはり意味を持たない。彼女は、唯一無二、沢尻エリカなのだから。 (専門委員)

◆牧 元一(まき・もとかず)1963年、東京生まれ。編集局文化社会部所属。放送担当。

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