眼精疲労だけじゃない! アサイーとアントニアシンは女性にうれしい!

ALICEY

2018/4/12 06:58


スーパーフードとして有名なアサイー。眼精疲労や美容、健康に良い食材として今でも注目されている食材ですよね。しかし、目にいいと言われていたり、その効果は本当なのかは少し疑問。今回は、その効果の細かいところまで、管理栄養士の柴田真希先生にお聞きしました!



■ブラジル生まれのスーパーフード「アサイー」





――アサイーはどのような食べ物なのですか?

日本でも定着しつつあるスーパーフードのひとつ「アサイー」は、美容や健康のために、海外セレブや日本の女優・モデルさんが摂り入れているほど、その高い栄養価が注目されています。

アサイーは、ブラジル原産のヤシ科の植物で、直径1㎝ほどの小さな果実です。果実のほとんどは硬い種で、食べられる部分は5%ほど。そのわずかな部分に、ポリフェノールや鉄、ビタミンE、食物繊維など多くの栄養素を蓄えています。その優れた栄養価から「ブラジルの奇跡」「ミラクルフルーツ」「スーパーフルーツ」などと呼ばれるほどです。

アサイーには水分が少なく、大豆から豆乳を絞り出すように、水分を加えてふやかしてから加工するのが一般的。ブラジルの農務省では、半液体状に加工されたピューレの濃さを規格化しているため、濃度の高いものを選びましょう。(柴田先生)

――気になる栄養素、何が含まれているのですか?

赤道直下の過酷な環境の中、紫外線や活性酸素から植物自身で実を守るために、ポリフェノールをはじめとする抗酸化物質や鉄、ビタミンE、食物繊維などの栄養素をたっぷりと蓄えて育ったといわれています。

■アサイーとアントニアシン





――アサイーは目にいいと言われていますが、本当ですか?

目の網膜には「ロドプシン」と呼ばれる、光の情報を受け取るたんぱく質が存在しています。
私たちが「ものが見える」状態である時、「ロドプシン」が光を受け取ると分解され、再合成されるという一連の流れが繰り返されているのです。

しかし長時間目を使い続けることでロドプシンの再合成が遅れ、目がショボショボする、ぼやけるなどの症状が起こります。このロドプシンの再合成を促進する働きがあるのが、アサイーに含まれているアントニアシンという色素成分で、視覚機能を改善する効果があることが明らかになっています。

アサイーの鮮やかな青紫色は、アントシアニンの色素成分によるもので、植物の苦味、渋味、色素成分となっているポリフェノールの一種で、ブルーベリーや赤ワインよりも豊富と言われています。

そのアントシアニンには、抗酸化作用により活性酸素を抑える働きがあります。活性酸素は、老化や体の不調を引き起こす原因に。日常生活を送る中で、避けることができない紫外線やストレス・排気ガスなどにより、私たちの体には活性酸素がたくさん存在していて、知らないうちに影響を受けているのです。

■スーパーフード・アサイーの底力は眼精疲労だけではない!





――ほかにも、特に女性に嬉しい効果効能はありますか?

女性の悩みとして多い貧血にも効果があります。鉄の欠乏により、食欲不振・免疫力の低下・慢性疲労などの症状が現れることも。アサイーには、鉄の吸収を促進するビタミンCや造血のビタミンといわれる葉酸も含まれており、貧血を改善する効果が期待できます。

また、活性酸素を抑える働きを持つポリフェノールは、アンチエイジングにも効果的。腸内環境を綺麗にする食物繊維、肌の健康を保つビタミンB群、コラーゲンの合成に必要なビタミンCなども含まれているため、肌トラブルを予防し、肌の調子を整える働きがあります。

――効果的な摂り方も教えてください!

熱に弱いため、長時間高温の加熱は避けましょう。また、定番のアサイーボウルには、シリアルやナッツ類を加えると満腹感のあるメニューに。ヨーグルトなどに混ぜたり、凍らせてアイスにしたりと様々な食べ方があります。またコンビニなどでもアサイー入のドリンクが手に入りやすいなど、現在は比較的摂り入れやすい食材なので是非日常生活で手に取ってみてください。

眼精疲労のみならず、貧血にも効果があるなんて、さすがにスーパーフードの名は伊達じゃありませんね! 柴田先生のおっしゃるとおり、コンビニなどでも比較的よく見かけるようになったアサイー。手に取りやすく、普段の生活にもプラスしやすい食材なので、あなたも始めてみてはいかが?

(岡野とら子+どてらい堂)

取材協力/管理栄養士・柴田 真希/株式会社エミッシュ

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