最新ニュース、芸能、ネットの話題をまとめ読み

 

「中間子」ってどんな性格? こじらせ気味の“かまってちゃん”【“生まれ順”で子育てまるわかり! 第4回】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


Yuko-stock.adobe.com

「長女っぽい」とか「末っ子っぽい」など、他人を見ていてなんとなく感じたり、逆に、他人から自分自身のことを指摘されたことがある、なんて方はとても多いのではないでしょうか?

「生まれ順」は性格に影響する共通パターンがある――そんなところに目をつけて研究をしたのが、作家・心理カウンセラーの五百田達成さんです。

五百田達成(いおた・たつなり)さん
作家・カウンセラー。東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。サラリーマンとしての実体験と豊富なカウンセリング実績を生かした、人づきあいやコミュニケーションに関する実践的アドバイスが好評を得ている。執筆や講演の主なテーマは「コミュニケーション心理」「社会変化と男女関係」「SNSと人づきあい」「ことばと伝え方」。テレビや雑誌などメディア出演多数。主な著書に、35万部を超えるベストセラー「察しない男 説明しない女」シリーズ(ディスカヴァー)、13万部突破の「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」(新潮文庫)などがある。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。
著書:『"生まれ順"でまるわかり!  中間子ってこんな性格。』(五百田達成・著/ディスカヴァー・トゥエンティワン ¥1.080 (税込)
HP:五百田達成オフィシャルサイト


老若男女あらゆる人たちにインタビューを重ねた結果、性格は親ときょうだいとの関係性で決まる、との結論に至ったと言います。

そこから独自のメソッドを導き、分類したのが、「長子(きょうだいの一番上)」「末子(きょうだいの一番下)」「中間子(3人以上のきょうだいの「長子」と「末子」以外)」「一人っ子(きょうだいがいない)」の4つの「きょうだい型」。

・「『きょうだい型』あなたはどのタイプ? 子育てのモヤモヤ・イライラの答えがここに」【“生まれ順”で子育てまるわかり! 第1回】
・「長子」はどんな性格? 頼られ上手で甘え下手『アナと雪の女王』エルサそのもの【“生まれ順”で子育てまるわかり! 第2回】
・「末子」はどんな性格? お調子者の「したたかアイドル」【“生まれ順”で子育てまるわかり! 第3回】

続く第4回は、「中間子」についてお話をうかがいます。

■愛情のエアポケットに陥りがちな「中間子」は“永遠の思春期”

―― 3人以上のきょうだいの「長子」と「末子」以外である、「中間子」はどんなタイプなのでしょうか?

五百田達成さん(以下:五百田さん):「中間子」の性格をひと言でいうと、“永遠の思春期”です。「中間子」は、はじめは「末子」として生まれチヤホヤされて過ごしますが、ある日突然、その座を新たに生まれた「末子」に奪われます。

そして、「長子」と一緒にいる時は下の子として扱われ、ぐいぐいと上から押さえこまれ、「末子」と一緒にいる時は上の子としてのふるまいを求められ、どんどん突き上げられる。まさに“中間管理職”的ポジションになるわけです。

そういった環境で育つので、人付き合いのバランス感覚は養われますが、繊細で感受性の強い性格になります。

―― なるほど。確かに、一般的に「中間子」には、ちょっと“一筋縄ではいかない人”のイメージがありますね。

五百田さん:なんでも一番の「長子」と、無条件に愛される「末子」の間に挟まれ、「中間子」は愛情のエアポケットに陥りがちなんです。実際にインタビューをして、「『中間子』ってこんなにこじらせていたの!?」とビックリしたほどです。

多くの「中間子」が、「子ども時代に一番愛情をかけられなかった」とか「普通にしていたら親に気づいてもらえないから、注目されるには激しい自己主張するしかなかった」などと本気で告白しましたよ。「中間子」が親の関心を引くのは並大抵なことではないのですね。

―― 愛情のエアポケットとは確かに…。でも、「中間子」には苦労人が多いせいか、社会に出て成功している人も多いですよね?

五百田さん:小さい頃から周囲の人間関係に敏感で、相手の気持ちを察して動く「中間子」は、ビジネスでの交渉や政治的な立ち回りが上手なタイプが多いのが特徴です。

著名人でいったら、ソフトバンクの孫正義さんやユニクロの柳井正さん。歴代首相の約半数が「中間子」というのもいい例です。

また、フィクションでいえば、アニメや映画化もされた少年漫画『キャッツ・アイ』の「来生瞳」。セクシーな姉と元気な妹に比べると、ちょっとキャラクターが薄い「瞳」ですが、自分のお店に刑事の彼氏を連れてくるなど、時としてとっぴな行動をとることがあるのが「中間子」の特徴です。

■「中間子」には“ほかの子より5割増し”の愛情を注ぐイメージで

―― 私の周囲に、男の子3人きょうだいのお母さんがいて、「真ん中の子は、負けず嫌いで自己主張が激しく、一番扱いにくい」とこぼしていました。何か良いアドバイスはありますか?

五百田さん:「中間子」は愛情のエアポケットに陥りやすいので、ほかのきょうだいよりも5割増しくらいの愛情を注ぐイメージで接してあげてください。「この子だけちょっとひいきしてあげよう」くらいの比重で愛情を注ぐと、「中間子」はそこで初めて、平等に扱われていると感じられると思いますよ。

ほかのきょうだいに比べて、「中間子」はお母さんをひとり占めできる期間が短すぎるんです。だから、時にはお母さんと2人だけで遊びに行ったり、「自分は特別なんだ!」と思えるくらい、べったり過ごしてあげてください。

―― 先に言ってしまいますが、この相談者のお母さん、実は同じ「中間子」なんです。先生の理論では、同じ「きょうだい型」は理解しやすいとあり、今までの相談ではまさにその通りでしたが、「中間子」ばかりは、なかなか一筋縄ではいかないのですね…。

五百田さん:さまざまな方々にインタビューをしてきましたが、やはり「中間子」が一番むずかしいと感じています。特に、この例は、同性の男の子3人きょうだいなので、ますます「中間子」への関心は薄くなっているはず。

こじらせると、「いつも自分だけ割を食っている」という被害者意識を募らせる危険性もあるので、相談者のお母さんはしっかり「中間子」との時間を確保して、甘えさせてほしいですね。ただでさえ愛情をいっぱい受けている「長子」と「末子」は、多少放っておいても大丈夫ですから(笑)。


Yuko-stock.adobe.com

―― そうかもしれませんね(笑)。では、そんな難しい気質の「中間子」がうれしくなってしまうような、ほめ言葉はありますか?

五百田さん:「中間子」は常に周囲との関係性でものを考えるので、「うらやましい」とほめるのが効果的です。「〇〇ちゃんのママがすごいって言っていたよ」などと、他人を引き合いに出してほめるのも心に刺さります。逆に、単に「すごい」「えらい」などとほめても、客観的な評価は「中間子」にはあまり刺さりません。

―― では、叱る時に効果的な言葉は?

五百田さん:「もっとできるはず」という言葉です。「中間子」を叱る時には工夫が必要。頭ごなしに叱っても機嫌を損ねるだけで耳に入りません。「あなたには期待しているの。もっとできるはずだから厳しいことを言うのよ」と、お母さんの愛情を込め、自分は期待されているという実感を持たせることが大切です。



愛情のエアポケットに陥りがちな「中間子」。常に上と下に挟まれて中間管理職のようなポジションにいるので、時には、お母さんがえこひいきするくらいの感じで接してあげてちょうど良いようです。

次回は、「一人っ子」についてうかがいます。

取材・文/まちとこ出版社N

(まちとこ出版社)

外部リンク(ウーマンエキサイト)

Yomerumoをフォローする

Yomerumoから人気記事をお知らせします!

Twitter

ガールズコラム最新記事

記事一覧

注目ニュース

> もっと見る


掲載情報の著作権はニュース提供元企業等またはGMOアドマーケティング株式会社に帰属します。記事の無断転用を禁じます。
すべての人にインターネット
関連サービス