~スマホ世代にぴったりコンパクトSUV~「三菱 エクリプスクロス」試乗レポート

Walkerplus

2018/4/11 17:50

3月1日に発表発売を開始した三菱自動車の新型コンパクトSUV「エクリプスクロス」。同社の中長期刷新計画の中心となる1台として昨年の東京モーターショーでも参考出品展示され、12月末から先行受注で5000台以上を獲得するなど今注目の1台だ。

今回、この「エクリプスクロス」を、ドライブスポットが多い静岡県・御殿場市を中心にしたメディア向け試乗会にて運転。レポートする。

■ 屋外で見る「エクリプスクロス」

試乗会の会場となった「ミュゼオ御殿場」には、試乗車の他に広い庭園に2台のエクリプスクロスが展示されていた。

1台は実際に試乗した最上級グレード「G Plus Package」、もう1台は純正アクセサリーの「ルーフラック アタッチメント」をはじめ様々なアクセサリーを装着した中間グレードの「G」である。

“VIBRANT & DEFIANT(躍動、そして挑戦)”というデザインコンセプトで開発されただけあって、正面から見ると三菱らしい力強さを感じ、横に視線を向ければムダのないアスリートのようなしなやかさが伺える。屋外だとそのコンパクトさがわかりやすい為、そういった雰囲気「ギャップ」でむしろキュートな感じにも思える。

■ いざ試乗

本題となる試乗は1時間程、ミュゼオ御殿場から芦ノ湖まで主にワインディングを試した。「ランサーエボリューションX」から受け継いだ車両制御統合システム「S-AWC」は、常用域ではそれほど介入することはなかったが、雪解け水が流れているカーブでアクセルを開けると「ククッ」とAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)が介入しスムーズに曲がっていった。心臓部の1.5L直噴ターボエンジンが低く搭載されていることで軽快なハンドリングを楽しめた。

そのエンジンもレスポンスよくグイグイ登り、下り坂に入れば8速スポーツモード制御&パドル付CVTのマナー良く程よいエンジンブレーキで疲労感なくスイスイあっという間に芦ノ湖に。道中軽い渋滞に遭遇した際は「三菱e-Assist」の1つ、ACC(レーダークルーズコントロールシステム)をONにして先行車の追従性を試してみたが、加減速・停止も機械的なカクカク感がなく安心して任せられそうだ。

■ 最上級グレードをオススメする理由

試乗したグレード「G Plus Package」のみに搭載されているSDA(スマートフォン連携ディスプレイオーディオ)。センターコンソール下にあるUSBポートとiPhoneかAndoridスマートフォンを接続することで、スマートフォン内の音楽コンテンツ、メッセージ&電話といったコミュニケーション、地図アプリによるカーナビゲーションを利用できる。また駐車をサポートする「マルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)」も装備される。

操作方法は、シフトレバー横にある「タッチパッドコントローラー」かタッチパネル式ディスプレイ、ステアリングスイッチでの音声の3つ。試乗車にはあらかじめiPhoneが接続されていたので「Apple CarPlay」環境下での感想であるが、タッチパッドコントローラーの操作が非常に快適であることが印象に強く残った。

コントローラーのサイズがスマートフォンのサイズに近いので手に馴染みやすいのが主な理由である。「Apple CarPlay」についても、地図アプリの使い勝手も悪くなく、音声操作コマンド「Siri」で好きな目的地を簡単に設定できる。音楽もiPhoneにコピーされていれば「iTunes」で再生でき、ストリーミングサービス「Spotify」、「AWA」で最新の曲をドライブミュージックとして楽しむことができる。

「Android Auto」では、「タッチパッドコントローラー」非対応というネガティブな要素があるものの、対応アプリの豊富さとGoogleサービスの質でカバー。

試乗会場に展示してあった「G」モデルには、クラリオン製カーナビが装着されていたが、SDAの方が直感的に操作がわかりやすく、約17万円の追加出費を出す価値は十分にある。

その上で1つ気になった点としては、ステアリングホイール内の操作スイッチでは、「SDAのメニュー操作はできない」という点。いくらタッチパッドが使いやすいとは言え、片手をハンドルから離すことは抵抗のあるドライバーもいるかもしれない。

それでも300万円強で購入できる「エクリプスクロス G Plus Package」をオススメしたい。(東京ウォーカー(全国版)・クリハラジュン)

https://news.walkerplus.com/article/143383/

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