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亀田興毅“電撃復帰”の「抜け道」に、ボクシング界が大騒ぎ! 50歳の復帰希望者も……

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 5月に1試合限定の現役復帰戦を行うと発表した亀田興毅(31=協栄)が、その相手として約5年前に引退していた40歳の元世界王者、ポンサクレック(タイ)を指名したことで、業界内が騒然としている。その余波で、この話を聞いて、ある50代の元日本チャンピオンが「自分も近く試合申請したい」と復帰に意欲を見せているという。

ポンサクレックは、かつて亀田や内藤大助に勝っている名チャンピオンだが、2013年8月の試合を最後に引退し、シンガポールの総合格闘技ジムでコーチを務めていた。日本ボクシングコミッション(JBC)の定めるボクサーライセンスは、定年となる37歳以上の選手復帰に関して、「最終試合から3年以内」とされており、ポンサクレックは、この条件を満たしていなかった。そこで亀田サイドが仕掛けたのが、取ってつけたような復帰戦だった。4月8日、ポンサクレックに規制の緩いタイで試合を行わせ、条件クリアしようとしたのだ。

これがまかり通るとなると、その悪影響は大きく、すでに全国にいる高齢の元ボクサーたちが、この話に色めき立っている。前出の50代の元日本チャンピオンは現在指導者だが、長く現役に未練を持ち続け、過去に何度もJBCにライセンス申請の相談をしてきたという。

「そのたびに却下されたけど、タイで1試合すれば“3年ブランク条件”がクリアされるなら、すぐにでもタイに行くよ。亀田のやり方は嫌いだけど、JBCがそれでOKを出すなら真似させてもらう」

さらに別の50代元ヘビー級ボクサーも同様だ。10年以上も試合をしていないが「海外で復帰すればいいなら、渡航のために金をためる」と話している。

「数年前にオーストラリアで試合をする話があって、主催者が渡航費も出してくれるというから張り切っていたんだけど、要請を受けて自分の試合ビデオを送ったらキャンセルされちゃった。タイではプロモーターが渡航費を払ってくれないらしいけど、ノーギャラでもいいなら試合を組んでくれるとか。日本のリングで引退試合をするのが夢だから、ぜひそうしたい」

タイでは過去、元世界王者の辰吉丈一郎が、日本国内ライセンス失効後に試合を行ったことがある。しかし、「この手法で日本での試合を許せば、安全基準は崩壊する」と都内ジム会長は話す。

「ネット上では、多くの人々がこの抜け道におかしいと言っているから、こんなこと許せば『ボクシングの試合運営はずさんだ』と世間に広めるようなもの。昔、亀田が戦績を詐称させたタイ人ボクサーを使ったり、おかしなことを許してボクシングのイメージが下がったでしょ。いま村田諒太や井上尚弥の活躍でせっかく盛り上がっているのに、またあの暗黒時代に戻すのか」(同)

最終的にその判断をするのはJBCだが、過去にも数々の問題行動で亀田兄弟とは何度もぶつかってきた組織。ポンサクレックの復帰を認めるか否かは、ある意味、JBCと亀田の“再戦”ともいえる話だ。

「過去の例で考えたら、却下すれば亀田側はムキになって抗議してくるはず。興毅は北村(晴男)弁護士と別件でJBCに裁判を起こしているから、そういう圧力も使ってくるかもしれない。でも、ここでボクシングを守らないと、めちゃくちゃになるよ」

昨今、大相撲やレスリングでは組織の在り方に批判が集まったが、コミッションがしっかりしないことには競技は成り立たない。ボクシング界の権威を守れるかは、JBCの対応にかかっているといえそうだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

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