最新ニュース、芸能、ネットの話題をまとめ読み

 

ブランドバッグが“女のレベル”を決める!? 実業家男性の「セリーヌ以上希望」発言がお門違いなワケ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「女性と女性が持つブランドバッグのレベルは大抵相関している気がします。個人的にはセリーヌ以上を希望」

オンラインメディア運営事業を行う、株式会社The Startup代表取締役の梅木雄平氏のツイートが大炎上を巻き起こしている。梅木氏は、女性の持っているブランドバッグのレベルが、女性のレベルと相関していると述べ、Twitter上で持論を展開。

「多分2018年のアラサー女子の程よい塩梅は、やはりセリーヌなのでしょう。おそらくこれが15‐20年前はヴィトンだった的な」
「アラサーでミュウミュウちゃんは辛い」
「女性の高級ブランドバック序列(独自調べ)
「100万~ エルメス
―――
60万~ デルヴォー、ヴァレクストラ
―――
40万~ フェンディ、ロエベ、シャネル
―――
30万~ セリーヌ、
―――
センス的に微妙~ ヴィトン、プラダ
―25歳まで―
ミュウミュウ
―超えられない壁―
フルラ」

など、ブランドバッグと、それを持つ女性に対する考察を記した投稿は、瞬く間に批判の対象に。「女性をそんなふうに見ているのは、気持ち悪すぎる」「その人が気に入ったものがいいバッグなのでは」「ブランド物を持つのは自己満足であり、それで人を判断するのはよくない」といった、梅木氏の発言に嫌悪感を持つ声がネット上を飛び交っている状況だ。

また、梅木氏の「多分、僕のように靴や鞄をがめつく見ている男性ってほとんどいなくて、むしろ女性同士で見られているのだと思います。あの子、30過ぎてまだミュウミュウ使ってるの?的な目で見られているのですよ。女性同士は残酷な世界ですからね」というツイートも、「女の敵は女とむやみに煽っている」などと、火に油を注いでいる。多くの人々が、こうしたブランドものによる女性の値踏み、またそれによって仕掛けられる“女VS女”の構図にイラ立ちを隠せずいるようだ。

もともと梅木氏は、ネット上では「よく炎上している人」として有名である。2015年、彼が編集長を務めるウェブメディア「The Startup」にて公開された、「『炎上工学』というヒットコンテンツの法則」というエントリーでは、「炎上工学=『多くの人が関心を持ちそうなテーマ』×『極論』」という数式を紹介し、これを用いたコンテンツが話題を集めることを述べている。ゆえに、今回の「女性と女性が持つブランドバッグのレベルは大抵相関している気がします」発言もまた、「意図した炎上発言だった」と見る向きもあるが、その際に名前を出されたセリーヌ、またセリーヌの愛用者は、たまったものではないだろう。

セリーヌは、1945年に女性実業家であるセリーヌ・ヴィピアナが、夫とともにフランス・パリで“皮革のオーダーメイド子ども靴専門店”を開いたことからスタートしたという。「自分たちの子どものために、職人が作った上質な靴を」との思いが、そもそものきっかけだったそうだ。それが上流階級の人々の間で支持をされ、婦人靴やバッグ、アクセサリー、女性向けの服などの分野にも進出していったという歴史がある。それだけに、「女性のレベルうんぬんという話で語られるべきブランドではない」と指摘するのは、セリーヌとも関わりの深いファッションライターだ。

「セリーヌは、“ミューズ的な女性”がおらず、明確なターゲットを持たないブランドなんです。つまりそれは、『どんな女性にも身に付けてもらいたい』というブランド側の思いによるものと考えられます。セリーヌのバッグといえば、“機能性の高さ”が支持されており、働く女性に人気というイメージも強いですが、一方で専業主婦の方やお母さんにも愛用者は多いんですよ。またセリーヌは、よく“エフォートレス”という言葉で語られ、これは簡単に言うと“頑張りすぎない”“無理してない”という意味合い。そういった点からも、女性のレベルを決める、また女性同士が張り合う“バッグ”の話の例として名指しされるのは、ちょっと違うんじゃないかなぁと思ってしまいます」

17年末、セリーヌのクリエイティブ・ディレクターを務めたフィービー・ファイロが退任を発表。18年秋冬シーズンが最後のコレクションとなり、現在、店頭に並んでいるのは、彼女の手がけたものとなる。

「彼女がこれまでに手がけたバッグといえば、『ラゲージ』『クラシックボックス』が有名ですね。彼女自身が、デザイナーであり母でありという立場のため、やはり『いろいろな女性に持ってもらいたい』という思いのもとコレクションを作ってきたんです。ファッションジャーナリストであるスザンナ・フランケルは、彼女を『誰かほかの人の目を惹くためのデザインではなく、着る人自身のためのデザイン』と評しており、またセリーヌを着る人は『他人の称賛を浴びるために着飾るのではない。彼女自身の喜びのためだけにそれを着る』とも言っています。今回話題になっているのはバッグではありますが、セリーヌのバッグを好む人は、誰かと競うためじゃなく、自分のためだけに持っていると、私は信じたいですね」

セリーヌのバッグを愛用する女性たちが、そういったブランドの思いまで熟知しているかは定かではない。しかし、外野から投げかけられる悪意ある視線に屈しない気持ちとともに、セリーヌを持ち続けてほしいと願うばかりだ。

外部リンク(サイゾーウーマン)

Yomerumoをフォローする

Yomerumoから人気記事をお知らせします!

Twitter

芸能ネタ最新記事

記事一覧

注目ニュース

> もっと見る


掲載情報の著作権はニュース提供元企業等またはGMOアドマーケティング株式会社に帰属します。記事の無断転用を禁じます。
すべての人にインターネット
関連サービス