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「権力と戦うことが生きる活力」まもなく84歳の田原総一朗氏

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 今年1月に自殺した保守派の論客・西部邁さんについて、自身が司会を務める『朝まで生テレビ!』で激論を交わしてきた田原総一朗氏が振り返った。

「本当に幸いなのは"死ねること"。お願いですから死なせて下さい」。生前から独自の「死生観」を述べていた西部さん。「自然死」のほとんどが「病院死」であることに言及、家族や病院に迷惑をかけるのであれば自ら死を選ぶことを明言していた。生前、最後に収録された自身のテレビ番組では「人間は一人で生まれて、色んな人と付き合うが、一人で生きて、最期一人で死んでいく。どうせ死ぬんだからでたらめな人生を送るか、どうせ一回の人生だから自分で納得できる人生にするか」とも述べていた。

田原氏は、西部さんについて「すごい"借り"があんの。『朝まで生テレビ!』の最初の方は、ジャーナリストも政治家も評論家もみ左翼ばっかりで面白くない。だから西部さんに、"悪いけど、悪役だけど出てほしい"と。そしたら喜んで出てくれた。大島(渚)とか野坂(昭如)とか小田実と、たった一人でまともなケンカをしてくれた」と振り返る。

「60年代、僕も"岸辞めろ!"と毎日デモをやっていた。西部さんも東大のリーダーで"安保反対、岸辞めろ"だった。ところが東大を辞めて評論家になり、"田原さん、俺達は大失敗したよね。吉田の安保も岸の安保も全然読んでなかった。岸は戦犯だから悪いに決まってると思っていた。岸の安保は吉田の安保に比べて日本にとって有利だった。よかったんだ。俺達は間違っていたんだ"と言ってきた」。

西部さんの最期について田原氏は「自殺すると決めていたのは知っていた。でも、人の手を借りるべきではなかった。彼は"完璧な男"だから、失敗したくなかったんだろうね。(逮捕された)2人ともかわいそうだよ。頼まれて、イヤと言えなかったんだと思う。有罪になったら、僕は彼らを救う運動をしたいと思っている」と語った。

15日には84歳の誕生日を迎える田原氏。問題続きの政権でトップに立つ安倍総理を「普通の男」だ評し、「あまり威張らないし、僕の話も良く聞く。気が緩んだんだと思う」と指摘。「権力と戦うことが生きる活力。権力と戦うっていうのは面白いじゃん。安倍さんが変わっても、いいところはいいって言うし、悪口も言う」と意気込む。自らの死生観について「80歳を過ぎると、いかに死ぬか、を考えるようになる。子どもたちの世話になって死ぬよりは、サッと死にたい。だから西部さんの気持ちもわかる。数年経ったら、『安楽死の方法』なんていう本が生まれてくると思う。僕は『朝まで生テレビ!』で田原が静かになった、そしたら死んでいた。これが最高。でもプロデューサーからはやめてくれ、と(笑)。『ありがとうございます』って言ってから死んでくれと言われている」とユーモアを交えて語っていた。

 お笑い芸人・ウーマンラッシュアワーの村本大輔も、西部さんと「どう生きて、どう最期を迎えるか」について対談したことがある。「対談をずっとオファーし続けて、やっとかなった。当初、"1時間で終わらせてくれ"という話だったが、西部さんが酒を持ってきて"もっと喋ろう"と。3時間以上話した。最後は僕のライブの前説をやらせてくれ、と。"僕は、君がどんなに素晴らしい青年かを語りたい"、とまで言ってくれたと振り返っていた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

▶放送済み『AbemaPrime』の映像は期間限定で無料視聴が可能。

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