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大喜利するAI 相手を笑わせる仕組みとは?

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家電やスピーカーにも搭載され、便利だけどイマイチよくわからないAIの世界。
そんなAIがお笑いの世界にも進出し話題になっています。
4月9日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」に、大喜利するAI「大喜利β」を開発した株式会社わたしは代表の竹之内大輔さんがゲスト出演、実際にAIの大喜利を披露してもらいました。さらにパーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、その仕組みや今後の目標を聞きました。



◆AIが大喜利を披露
お題『うわっ、このアーティストくせが強い! どんなアーティスト?』
答え『全員ドラム』


あしざわ教頭:(笑)。くせっていうか、成立してないですけどね(笑)。

とーやま校長:これが画面に出ている答えですよね。

あしざわ教頭:改めて、AIが大喜利を考えるというのはどういう仕組みなんでしょうか?

竹之内:普通の日本語とお笑いなどユーモアを含んだ日本語っていうのを両方学習させて、その普通の日本語とユーモアを含んだ日本語の差っていうのを取り出してるんです。だから普通の質問に対して面白い成分っていうのを、人工知能が言葉の差をうまく取り出して乗せて答えるっていうことをやっているんです。

あしざわ教頭:“面白い”っていう判断を、コンピューターがどうやってしてるんですか?

竹之内:僕らがデータを集めるときに、ユーモアを含んでる……それこそ芸人さんのネタとか、お笑い芸人さんがやられているラジオの記録ですよね。そういうデータがたくさんインターネット上にあって、そういうのを集めておいて“面白い”って僕らが名指しているデータがある。一応、面白さっていうのは、うちの会社の人間の基準で集めているんですけど、でもそこにだんだんと……例えば、面白いツイートでたくさんリツイートされてるツイートのほうがより面白いって人工知能に覚えさせる。そうすると、よりリツイートが起こるような面白さの回答が出せると。そういうような感じです。

とーやま校長:何でこんなことをやろうと思ったんですか?

竹之内:今、人工知能っていう言葉自体が少しブームですけど、人間のコミュニケーションで“人を笑わせる”ことって、一番難しいことをやってるはずなんですよね。人のコミュニケーションで誰かとお話しするときに、その相手の方を笑わせるってたぶん最高難度のことやってるんです。僕らはそういう一番難しいことにチャレンジしたかったんです。だから、『大喜利』なんです。本当に短いセンテンスや文章だけで笑いが起きる。それをAIにやらせたいっていうモチベーションですね。

とーやま校長:その先には何が見えてるんですか?

竹之内:僕は「大喜利AI」とか作っていますしお笑いも好きなんですけど、僕自身は面白いことを自分で考えることはできない。そういう人って多いと思うんですよね。でももし自分の分身のAIが本当は自分が言いたかったジョークだとか人を笑わせるってことをやってくれちゃって人を笑わせられたら、最初は勇気を持ってなかったけど「あ、AIでも笑わせてるじゃん」と思えて、自分でも笑いが取れるようになるかもと思ったりとか。
もっと他の考え方をすると、例えば、芸人さんのユーモアをAIがコピーしてそれを自分が育てた“自分AI”と足して2で割るみたいなこともできるわけですよ。それこそ、「関東の笑いが得意な芸人さんAI」と、本当に「大阪、関西の芸人さん AI」で、チャンピオン同士を足して2で割る……みたいなことができちゃうわけです。

とーやま校長:これは……そんなことが可能になってしまえば、革命起きますね。

竹之内:もうできているんですけどね。“芸風を診断する機能”がもうできてるんです(笑)。 名前を出していいかわからないんですけど、「千原ジュニアさんっぽい回答」なのか、「ほりけんさんっぽい回答」なのか、「バカリズムさんっぽい回答」なのか、みたいなのをAIが判定できるんです。

とーやま校長:もう、吉本潰れますよ? 吉本、ナベプロ、太田プロ、人力舎も……(笑)。

あしざわ教頭:各事務所ヤバイぞ(笑)。

とーやま校長:今後の野望とか、どんなものを描いてらっしゃいますか?

竹之内:すごいシンプルに言っちゃえば、僕なんかが作ってる“対話するAI”で世界チャンピオンになることなんですよ。ちょっと真面目なお話というか冷静に言っちゃうと、日本のAI開発って世界から見られたら相手にもされてないぐらいダメダメなんですよ。GoogleとかFacebookというアメリカのIT企業か、中国のアリババとかテンセントとかそういう大きい会社があるんですけど、そういうところ以外がAIで世界一になるってこと自体があり得ないのが現状。だから日本のどんなに有名な会社で「AIの研究してます」って言っても、もう相手にされてないんですよ。

とーやま校長:世界的に?

竹之内:そう。それ、悔しいじゃないですか。だから、僕らの作ってるAIで、日本から世界チャンプになるっていうのが僕らの目標です」

とーやま校長:それは竹之内先生の中では、いつぐらいに果たせそうなんですか?

竹之内:賞味期限付きの戦いだと思っていて、もしGoogleに10年時間あげちゃったら、彼らは僕らが作ろうとしてるものを作るはずなんですよ。だから、僕らは5年しか時間ないと思って、5年以内に日本で勝ち世界チャンピオンになるっていうのが僕らの計画です。

とーやま校長:じゃあ、今、Googleを倒しに行ってるってことですか?

竹之内:そうです。少なくとも技術だとGoogleよりも僕らの方が圧倒的に上なんで、それでどこまで戦えるかっていう戦いですね。勝てるっていう確証があるわけじゃないけど、AIの世界って誰が一番最初に作るかっていう戦いなんです。だからチャンピオンになるか負けるかどっちかなんで、あとはもう勝ち行くしかないって感じです(笑)。

とーやま校長:AIに大喜利をさせるっていうのも、必ず通らなければならない道ということ?

竹之内:そうですね。



番組では来週より竹之内さんを所長とした実験室「LOCK! Lab」がスタートします。竹之内さん曰く、とーやま校長とあしざわ教頭のAIを作り、番組を放送していない時間もリスナーの悩み相談が可能になるとのこと。詳細は特設サイト(http://www.tfm.co.jp/lock/2018/locklab/)にて。

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聴取期限 2018年4月17日(火)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:
月~木曜 22:00~23:55
金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/

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