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楽天の公式キャラ「お買いものパンダ」が変更…という“ネタ”が許せなかった男

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なんと! 楽天の公式キャラクターとして万人から親しまれてきた、あの「お買いものパンダ」が、この4月から別キャラへとリニューアルされる……との衝撃のニュースが4月1日、ネット上を飛び交った。

はたして、これはエイプリルフールのデマネタなのか? それとも本当に「お買いものパンダ」は“卒業”してしまうのか……?

僕、ゴメス記者にとっては「森友学園国有地売却」を巡る証人喚問・大谷のメジャー初勝利&2試合連続ホームラン……に勝るとも劣らない、大・大・大事件なのである!

なにを隠そう、僕は「楽天・お買いものパンダ」のけっこうコアなファンで、ニューバージョンスタンプや着せ替えがLINEで更新されると、その都度にマメにダウンロードもしている。

だって、むちゃくちゃラブリーじゃないですか!

皆さんもよ~く考えてみてほしい。パンダほど記号的に簡略化した“可愛いイラスト”に落とし込めるビジュアルキャラクターなんて、ほかのアニマルにはちょっと見当たらない。

ただ、シンプルゆえに、顔の輪郭の丸の形だとか、目や鼻や耳の面積占有率だとか位置だとか、目の垂らし角度だとかがほんの数ミリズレただけで、全体像の印象がまったく変わってきてしまう。つまり、我々プロのイラストレーター(※ほぼ知られていないが、ゴメス記者の本業はイラストレーター!)にとってのパンダとは、デリケイトかつ果てしなく奥深い、本来ならばそう迂闊には手を出すことができない“恐れ多い題材”なんである。

そんななかでも「お買いものパンダ」のバランス要素はすべて完ペキ! 線の太さも目と鼻の詰まり具合も、顔と胴の比率も絶妙だし、プロ中のプロフェッショナルしか持ち得ない手癖だけで描いたような適当感、あと、なによりも胸にある赤丸白抜きの「楽天のRマーク」のやっつけ感が素晴らしい。

ちなみに「お買いものパンダ」(略称は「おパン」)の横にいる小さいパンダの愛称は「小パンダ」で、おパンの子どもか弟かと思いきや、正体は同級生! フランス生まれで本名は「クリームフラペチーノ・コ・パンダ」なのだそう。

なのに、なのに! “卒業”どころか、この「お買いものパンダ」の“後釜”まですでに決定している様子で、その名も「お買いものパン」!(シルエットのみだと、てっきりコアラかと予想していたのだが…)コッペパンとメロンパンをモチーフとする、読んで字のごとくの“まんまキャラ”。

ぶっちゃけ、あんましかわいくない。お買いものパンダの愛くるしさの数百分の一にも及ばない、二番煎じっぷりがMAXで、「目と口が描かれていない」点からも、キャラクターとしての広がりを感じることができないのだ。

もし、このまま楽天側から「キャラ変更のお知らせはエイプリルフールのウソでした」という告知がなければ、私はここ日刊SPA!の誌面(画面?)を勝手にお借りして、「どうか、お買いものパンダを残してください署名運動」をわりと本気で展開しようと目論んでいたのだが……後日……

「やっぱりウソでした・・・」……ですと! みごとヤラれちゃいました(苦笑)。楽天サン、こういうシャレにならない(?)おふざけは、もう次からはやめていただきたい!! イイ大人を翻弄するだけさせといて、なにが楽しいか!!! でも、ホッとした……。<取材・文/山田ゴメス>

【山田ゴメス】

1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)、ツイッターアカウント@gomes12081

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