菊池桃子ストーカーだけじゃない!? タクシー運転手の“芸能人情報”が怖すぎる「カーナビ丸ごと買い取るマスコミも」

日刊サイゾー

2018/4/6 06:00


 タレント・菊池桃子へのストーカー行為で、大手タクシー会社・日本交通の元運転手が警視庁に逮捕された。元運転手は、同社に勤務していた際に、菊池を客として乗せたことから自宅を知り、その周辺でつきまとうなどしていた疑い。警視庁によると、警告を受けてもやめず、Twitterで「菊池さんに会いに行く」と予告していたため、現行犯逮捕となった。取り調べに対しては、容疑を認めているという。

実のところ、芸能マスコミにとって、タクシー運転手から聞き出せる芸能人の話は、有力な情報源となっている。一流タレントの自宅住所は大半がすでにわかっているため、今さら住所を聞くこともないが「どこから乗ってどこで降りた」とか「乗車中にこんな話をした」程度なら、日常的に聞き出しているのだ。それを直接、記事にはしないが、ひとつのデータとしてパズルのピースになるケースは少なくない。ある運転手は過去、こんなことを言っていた。

「仲間の運転手で、有名人の住所を集めているのがいるよ。有名人を乗せたらカーナビにその住所を登録して、住所録にしていく。別の運転手が有名人を乗せたと聞いたら、その住所も入力。そういうのを10年以上も蓄積して、1,000人ぐらいになったって」

まさに芸能記者顔負けのデータ量だが、実はこの「タクシー運転手のナビデータ」を購入したマスコミ関係者がいるという話だ。

「その人物は雑誌編集者の男で、芸能人の直撃を得意として、リポート記事を書いています。過去に芸能記者だったことはないのに、次々と芸能人への直撃に成功しているんです。自宅周辺で待機していれば、直撃はできますからね。過去、ジャニーズやAKB48のメンバーほか、押尾学やベッキー矢口真里、高畑裕太といったゴシップタレントを直撃していますよ」(出版関係者)

また、フリーの芸能カメラマンが、テレビ局の送迎車のカーナビ機を、丸ごと買い取ったという話もある。その中には、なんと“超有名”な皇族の方に関する情報もあったというから驚きだ。

ただ、このようなやりとりも、現在は違法行為とされる恐れがある。昨年5月、個人情報保護法が改正され、それまで適用外だった5,000件以下の保有情報でも「データベース」扱いとなり、むやみに第三者に提供すると罪に問われる可能性がある。「データベース」は、主にパソコンのデータファイルや携帯電話の連絡先などを指すが、カーナビ情報も内容によっては同類に定義される。しかし、現実的に、ひそかに行われるカーナビ情報の譲渡を警察が立件できるかといえば、かなり難しそうではある。

数年前、ネット上では「自称タクシー運転手」がSNSで芸能人の住所を多数暴露し、非難を浴びたことがあった。また、2014年1月のテレビ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、運転手が芸能人を乗せた際のエピソードを明かし、一部で物議を醸してもいた。

こうしたタクシーの情報管理問題では、16年にチェッカーキャブ社が、歌手ASKAの車内映像をテレビ各局に提供して「プライバシーの侵害」だと抗議の声が寄せられていたのも記憶に新しい。今回の事件もこれらに加えれば、著名人にとってはタクシーへの不信感を募らせる話となりそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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