あびる優や大堀恵、小倉優子の子育て方針と他人への不寛容

wezzy

2018/4/2 06:05


 子どもを連れて公園やショッピングモールに出かけた時、他の親子の振る舞いが気になったり、子ども同士のトラブルでの対応に悩んだりすることは、どこの家庭でもあるだろう。はやりのInstagramでも、おしゃれママさんがおしゃれな写真と一緒にその手のモヤモヤを書き込み、胸のうちを吐露するのを時々見かける。“わざとじゃないけどふざけている友達に巻き込まれてケガをして…大したことなかったんだけど相手からの謝罪はないんだよね……”とか、そんな具合だ。同様の内容を、母親である芸能人がブログやインスタに綴ったりした時の反響はなかなか大きい。最近では、あびる優(31)や元AKB48大堀恵(34)がインスタに公園での出来事を投稿し、話題になっていた。

タレントのあびる優が、3月24日に更新したインスタで、公園で座っている長女(2)の写真を3枚載せ、1枚目には「ママは甘やかさないよ」「強く逞しくなってね」、2枚目には「それもこれも人生勉強よ。」、3枚目には「涙目で耐えてたね!!」「誰かにお砂をかけられても誰かに押されても優しくガマンした××(子の名前)頑張ったよ」と書いてある。さらにキャプションには「強く逞しく優しい女性になってね 私はあえて近づかなかったです。本当に危険な時は御節介ババアになりますが、子供には子供社会がありますからね、。 胸は苦しかったけど、いつか娘が逆の立場になることもあると思うから。いじめちゃったりいじめられちゃったりとかさ」ともある。あびるが子ども同士のトラブルに親としてどう対応しているか、という話だ。

あびるが取った対応を巡って、例によってネット上では賛否の声が上がった。ここでいう対応とは、砂をかけられるなどした長女に敢えて近づかなかったこと、および、長女がそんな状況にいるのに写真や動画を撮っていたことだ。甘やかさず見守る教育方針に「素晴らしい」「同感!!」「頑張ってください」「砂をかけていた子の親は注意してほしい」といった“賛”と、そんな状態の長女を撮っていたことに「胸が苦しいのに動画取るって引く」、静観していたことに「目に入ると危険だから他人の子でも注意すべきでしょ」「相手に注意しなかったことで、我が子がやってもいいと勘違いするかもよ」といった“否”。感情的な批判コメントや、彼女に対して「ろくに育児していないくせに」と根本から否定的なネットユーザーもいる。

また、元AKB84・SDN48所属で現在は3歳の長女を育てる大堀恵は、3月26日のブログで公園でのマナーについて言及した。「小さな子供でもけっこう放置をしているパパママがいて驚きました」「お砂場でも子供同士のトラブルがあったりと ちょっとヒヤヒヤ」「何度か道路に飛び出しそうなヨチヨチ歩きのお子さんを止めたりと、ちょっと心配になってしまいました」と綴ったところ、やはりネットで賛否が飛び交った。「わかる、そういう親がいるとこっちがヒヤヒヤする」といった“賛”と、「自分はどうなの」「人の振り見て我が振り直せ」といった“否”。こういった反響を受けて、大堀は3月28日付のブログで“謝罪”した。

謝罪文は「先日、書いたブログで嫌な気持ちにさせてしまったようでごめんなさい。わたしも、娘の写真を撮ったり一瞬でも携帯のカメラ越しになっているにも関わらずこのような事を発信してしまい反省しております。これからはこのようなことがないよう、気を付けたいと思います。ご指摘ありがとうございました!」というもの。子供と外出している時のトラブルなどを投稿するにあたって、その時の写真や動画を投稿するのはやはり「自分も目を離しているじゃないか」といった批判を招くためやめたほうがよさそうだ。ただ「一瞬でも」目を離したことで非難集中するのであれば、いまどきの子育て親はほとんど等しく非常識ということになりそうだが……。

また、5歳の長男と1歳の次男を育てるシングルマザーの小倉優子(34)も、育児についてテレビやブログで頻繁に話題にするママタレントの一人である。小倉優子は、3月26日放送の『PON!』(日本テレビ系)にVTR出演した際、子どもを怒るのは「危ないことをした時」「友達を傷付けた時」「嘘をついた時」の3つと決めていること、友達とのトラブルには「やられても、やり返してはいけない」と言い聞かせ自分の口で説明できる子にしたいことを語った。これに対して「人に迷惑かけた時は?」「やられたらやり返すくらいの強さが必要」といった持論コメントも含めネット上で正誤が議論されている。

暇な時間とオンライン環境があれば、誰でも彼でも「ネット小姑」になれる現代、自分のことは棚に上げてママタレントの育児に口を出すネットユーザーは後を絶たないが、育児における価値観は人それぞれ、みんな違って当たり前だし、「たったひとつの正解」など存在しない。全ての人から賛同を得ることはそもそも難しく、むしろ万人が賛同する方法を提唱するようなことがあったら私はそのほうが気持ち悪い。あびるにしろ大堀にしろ小倉にしろ、筆者は彼女らのファンでもアンチでもないが、彼女たちは自分なりの育児について書いたり語ったりしているだけで、他人に押し付けてもいないのだから、あまり批判的な意見を向けるのはどうなのか、と思っている。たとえば「××しないとダメな子になる」「××してあげないとかわいそう」などといった脅し発言は、少なくとも彼女たちはしていないだろう。だからそもそも“賛否”を書き込むこと自体が、ちょっと変ではないかと思うのだ。

筆者自身も未就学児を育てている身で、3者それぞれに共感できる部分がある。子どもを公園やショッピングモールの遊び場やアンパンマンミュージアムなどのプレイスポットに連れていくと、全く面識のない子との間で、遊具やおもちゃの取り合いがときどき発生する。大抵は、双方の親が自分の子を「まあまあ」となだめたり、「すみません」「ごめんね」と謝り合ったりして、さほど困った事態にはならないのだが、子どもたちがヒートアップしつつあるのに相手の親が見当たらないときは、困ってしまう。また、よその子同士であっても、友達の着ている服のフードを引っぱっていたり、ポシェットを身に着けたまま遊具に興じていたりといった危険な行為をしているのを見かけたらヒヤッとし、注意してよいかどうか逡巡する。

4月から幼児クラスに入る我が子は、日々口が達者になり記憶力がつき悪知恵も働くようになってきており、理不尽に叱ることなどできず、友達との関係をどう見守ればいいのかは自分自身にとって今後いっそう向き合っていかなければいけない課題だ。

当記事はwezzyの提供記事です。

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