でも、実際に結婚して一緒に暮らし始めると「亭主元気で留守がいい」というのがホンネかもしれない。
外で一生懸命働いてる夫は、家でゆっくりごはんする時間もない。
ということは主婦は家事がラクだし、もし共働きならなおさらだろう。この言葉、今から32年も前、1986年の流行語大賞だそうだが、現在でも十分通用しそうなのだ。
そこで今回は、主婦の理想となる旦那を、アメコミヒーローたちに当てはめて考えてみたい。
というのも、アメコミヒーローは人助け&正義をするのに忙しくってよく家を「留守」にし、妻はその活躍をTV等で追いかけ「元気」を確認出来るからだ。
■リッチ対決!アイアンマンVSバットマン
女性なら当然、旦那にするならリッチなほうがいいと考えるものなので、まずDCのバットマンことブルース・ウェインとマーベルのアイアンマンことトニー・スタークをふるいにかけてみる。
軍配はアイアンマン。だってバットマンはネクラ。背負っているモンが重過ぎる上に二重人格(みたいなもん)、いくら豪邸に住んで最強執事のアルフレドが何でもフォローしてくれて、家にいないことが多くても夫婦生活は難しそう。
たとえ家にいてもバットケイブにこもってばかりで、奥さんを取り合ってもれそうにもない。
そもそも、スペシャルな特技はなく、鍛えた身体や金にモノいわせて作ったオリジナルグッズが武器なので、怪我の心配も付きまとう。これは心労もたまりそうだ。
その点、アイアンマンなら天才な上に大金持ち、さらにユーモアセンスもありと、一緒に生活しても楽しそうだ。
ただし、奥さんにも相当のレベルを求めてくるかもしれませんが。
ちなみに資産で言うとトニー・スタークの資産が推定15兆円、ブルース・ウェインは11兆円なんだとか。もう天文学的数字です。
同じマーベルならキャプテン・アメリカもいるが、彼の場合は真面目すぎて、無理しても律儀に帰宅してご飯を一緒に食べ、それからまた”出勤”しそうな感じ。
いや、「留守」でいいんですからといいたくなるかもしれない。
■王家出身なら…ソーorブラックパンサー
ソーは王家出身で家柄もよく、性格も大らかで愛すべきヒーロー。彼は意外と夫向きかもしれない。
最近、話題のブラックパンサーことティチャラも王様。
国を統べる一方でヒーローもやらなきゃいけないのでかなり忙しい。つまり、より家にいない! 礼儀正しく、弱者にはとことん優しそうだし、彼もすてきな旦那様になりそうだ。
■意外といい旦那になりそうなのは…
同じようにいい旦那になりそうなのはスーパーマン。家では普通の男性で、好きになった女性には一途。ときどき空中散歩に連れ出してくれるのも嬉しいポイント。
が、一番いいのは最強かつ無敵なところ。つまり、ヒーロー活動をしていても傷ついたり、果ては死んでしまったりする確率がもっとも低いからだ。そうなると、家で待っていても安心ですよね?
いや、確かにそうかもしれないけど、優等生すぎて面白味に欠ける? 家にいなくてもマンネリ化しちゃいそう……なんて無謀にも夫に刺激を求めちゃう人にはやっぱりバットマンがいいのかも。
確かに少々めんどくさい男だけど、決して飽きることはなく、いつまでも新鮮な気持ちで暮らせるかもしれない。
実際、その人気はスーパーマンをしのぐほどだし、だからこそ映画化作品も多い。彼との生活っぷりをシミュレーションしたいのなら『レゴ(R) バットマンザ・ムービー』をオススメ。
これほどバットマンのことをリアルかつキュートに語った作品もない。母性本能の強い女子なら間違いなく彼を好きになってしまうはずだ。