我が子がいじめに…学校に訴えるよりも取りたい、早期解決法とは

ウレぴあ総研

子どもが学校でいじめられている……そう耳にしたり、気が付いてしまったりした場合、親はどう行動すべきでしょうか?

ついつい、学校に言う、いじめている子の親に言う、そういった考えに至りがちですが、実はこの方法ではいじめは解決しない恐れがあるのです。

今回は、もしも子どもがいじめに遭っていることがわかった時、親がすべき行動について紹介します。

■まずは、無理に学校に行かせないこと

子どもが、「学校でいじめられているから、行きたくない」と言い出した。ママにとっては、不安ですよね。

もし、そう言い出したら、まずは無理に学校に行かせないことです。いじめの程度が、子ども同士のケンカ程度ではない場合もあるからです。

現に神奈川県の横浜市では、原発被害によって福島から転校してきた生徒がいじめられ、100万円単位の恐喝を受けていたことがわかっています。

子どもが、「学校に行きたくない」と言い出した場合、友人とのささいな仲違い程度ではなく、身体的被害や金銭的被害を被っている場合もあります。まずは学校を休ませて様子を見ましょう。

そして、子どもにこのように告げてあげてください。

「それなら学校に行かなくてもいいよ。でも、どんなふうにいじめられているか、ママに教えてくれる?」

こう問いかけても、すぐには答えてくれないかもしれません。

ですが、「学校に行きたくない」とママに告げるのは、ママを信頼しているからこそ、学校に行きたくないというSOSを出してくれたのです。

時間はかかるかもしれませんが、必ずどのようないじめを受けている状態なのか、ゆっくり問いかけ続ければ話してくれるはずです。それまでは、学校を休ませましょう。

■学校親との直接対決よりも法的措置をとろう

さて、子どもがいじめられている理由や、どのような被害にあっているかを話してくれた場合、学校へ申し入れをしたり、いじめている子どもの親と話し合うのはやめておきましょう。

学校は、よほどのことがあっても、いじめがあったことを、まず認めません。

先に述べた、横浜市で起きた100万円単位のお金を恐喝されていたいじめについては、学校側もいじめがあったことを認めていません。

これだけの被害を被ってもいじめを認めないのですから、学校へ直接相談するのは無駄ではないでしょうか?

また、いじめている子の親御さんと話し合うのも、ベストな方法ではありません。

仮に、いじめている子の親御さんが、あなたの主張を認めて、いじめている子を厳しく叱ったとしても、さらにいじめがひどくなることが珍しくないからです。

特に、小学生・中学生くらいの子どもは、複数で一人の子をいじめることが珍しくありません。

そのため、正義感が強い子が止めに入ると、今度は自分がいじめの対象になってしまうため、子どもたちの誰もが止められなくなっていることが多いのです。

■法務省の人権相談や警察を利用しよう

学校や、いじめている子との親との話し合いが無駄ならどうすればいいのでしょうか。

お勧めの方法は、法務省が運営している人権相談です。人権相談というと、なにか大げさに感じがちですが、学校のいじめについても迅速に対応してくれます。

法務局が、学校側に申し入れをしてくれたり、関係の調整を図ってくれることも少なくありません。

学校は、外部の法的効力を持った機関からの申し入れがあると、とたんに態度が軟化することがよくあります。それだけで、問題が解決してしまうことも珍しくありません。

また、いじめによって、金銭的被害や身体的被害を被っている場合は、迷わず警察に相談することも大事です。

大げさなように思えますが、いくら子どもだからといって、人にケガをさせたり、金銭を脅し取ったりしていいわけがありません。

こういった状態は、話し合いで解決することはまれです。当事者と加害者の直接対話ではなく、外部の公的機関に委ねるのがベストです。

警察に相談というと、尻込みされるかもしれませんが、実際に所轄の警察署に医師の診断書や、具体的な金銭的被害の記録を提示すると迅速に動いてくれることが珍しくありません。

■子どもの心のケアをかねて転校も視野に

さて、法務省の人権相談や警察への訴えでいじめ問題が解決して、子どもがもとの学校に通いたいというのなら、様子をみながら、通わせても大丈夫でしょう。

ですが、もうどうしても元の学校に行きたくないというのなら、転校も良い方法です。

普通校への転校だけではなく、いじめを受けて不登校になった子のケアをしてくれるフリースクールも多数存在します。

「いじめられて、学校に行きたくなくなった子がたくさん通っている学校があるんだけど、遊びに行ってみない?」

決して無理強いはせずに、こう誘ってみてください。

ママにしてみれば、「このまま引きこもりになるのではないか」といった心配があるでしょう。ですが、時間とともに心の傷が癒えて、子どもも行動を起こしたくなるはずです。そうしたら見学に行ってみてください。

フリースクールというと、学業の遅れが取り戻せるか、心配されるママも多いと思います。

ですが、実際フリースクールから有名大学に進学した子どもは何人もいます。子どもは、成長する力を持っています。

自分にとって居心地の良い環境ならば、学力も必然的に伸びてきます。焦らず見守ってあげてくださいね。



子どもがいじめに遭っていると分かると、親としては不安が募りますが、一番辛いのはやはり本人です。

こういう時だからこそ、親が一番の味方であることをしっかりと伝えていくことが大切です。

家庭だけで抱え込まず、しっかりと然るべき機関に頼ること、これだけでも解決のスピードや選択肢が多くなります。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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