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花粉症の人はご用心! インフルエンザや他の病気が併発しやすいってホント?

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花粉症であることによってかかりやすくなる病気があることをご存じですか?

花粉症による合併症だけでなく、花粉症の鼻水や鼻づまりといった症状によって他の病気になりやすくなる可能性もあるそうです。

そうなると、まだまだ流行が続くインフルエンザも警戒が必要そうです。

今回はこの花粉症とインフルエンザや他の病気の併発について、医師に解説してもらいました。

■花粉症の人はインフルエンザにかかりやすい?

花粉症によってインフルエンザになりやすくなっている女性

花粉症とインフルエンザを合併するということは、花粉症患者人数の多いスギ花粉の飛散時期が2月中旬から4月末であり、例年のインフルエンザ流行ピーク時期とはずれているため、頻繁にあるわけではないようです。

ただ、花粉症を発症していることによって、鼻や目をこすることで粘膜が荒れやすくなったり、鼻や目の粘膜に触れる機会が増えることで、様々なウイルスや細菌に感染する機会が増えたりといった可能性が考えられます。

さらに、花粉症で鼻づまりがあると口を開けて寝てしまいがちのため、のどが乾燥することでウイルス感染を起こしやすくなる、ということもありえます。

また、花粉症でつらく体力が減ってしまうと、普段であれば簡単に排除できるようなウイルスや細菌にも感染してしまう可能性があります。

■花粉症でインフルエンザが重症化しやすい?

花粉症によってインフルエンザが重症化してしまった女性

花粉症とインフルエンザを併発することによる症状の変化については、詳しい研究がなされておらず正確なデータに乏しいのが現状です。

ただし、インフルエンザの症状を「花粉症だろう」と思い込むことで受診や初期治療が遅れてしまい、インフルエンザが重症化してしまう可能性はあると考えられます。

もし花粉症にインフルエンザが併発してしまい、両方の症状が重ねて現れれば、よりつらい状態になるでしょう。

■他にも花粉症の人が気をつけるべき病気は?

口腔内アレルギーを起こしやすい果物

花粉症の合併症としては、口腔アレルギー症候群という病気があります。これは、生野菜や果物などを食べて5分から30分以内に口やのどがイガイガする、という症状の病気です。

食物アレルギーの原因としては一般的には卵・小麦・大豆などといったタンパク質がイメージされやすいですが、口腔アレルギー症候群の症状が起こる食品はセロリ、桃、キウイ、マンゴー、メロン、にんじんといった、アレルギーのイメージとは離れた食物が多いです。

また、口腔アレルギー症候群を持っている方のうちで、アボカド・バナナ・キウイ・イチジクなどにアレルギーが出る方は、手袋に使用されるラテックス(天然ゴム)にもアレルギーがある場合があります。

ラテックスはコンドームや手術用ゴム手袋に利用されており、重症の場合は手術中にゴム手袋が内臓に触れることでアナフィラキシーショックを起こすこともあるといわれています。

こういった食品で口がイガイガする方は、手術を受ける際に申告することで、ラテックスを含まない手袋を準備してもらうようにされたほうが安全でしょう。*

■花粉症による病気に気づきにくい場合もある?

花粉症によるアレルギー性結膜炎に悩む女性

花粉症に伴うアレルギー性結膜炎は、コンタクトレンズ使用に伴うアレルギー性結膜炎や、アトピー性皮膚炎に伴うアレルギー性結膜炎、細菌感染やウイルス感染に伴う結膜炎と症状が似ています。これらの複数が同時に現れることもあり、医師でも判別が難しい場合もあります。

アレルギー性結膜炎は、どの症状が主に見られるかはそれぞれ異なりますが、かゆみ、目やに、涙、ゴロゴロ感、充血、まぶたや白目の腫れ、痛み、まぶしさといった症状が中心です。

眼科では、涙に含まれる白血球細胞の種類を調べたり、毎年花粉症で悩んでいるか・晴れた昼間に外出すると悪化するか、といった花粉症が疑われる条件がないか聞いたり、まぶたの裏の粘膜(結膜)の状態や目やにの性質を確認することで治療方針を決めていきます。

■最後に医師から一言

花粉症は多くの方を苦しませていますが、スギ花粉飛散が開始する前から対策をすることで、ピーク時の症状を押さえられるという考え方が広がってきています。

毎年苦労されている方は、遅くても2月初めには耳鼻科や眼科で相談されるとよいかもしれません。

(監修:Doctors Me医師)

参考資料



* 岡田 正人(2014)『レジデントのためのアレルギー診療マニュアル』医学書院


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