「YouTuberや芸能人が発信するコンテンツは信用しない」消費者の意識調査で明らかに

かみあぷ速報

2018/3/13 19:00


ネットと言えば以前より「嘘を嘘と見抜けない人は…」なんて言われていますが、アドビの調査によればどこが発信したかによってその信用度も変わってくるようです。

■シェアはするけど信用していない…調査結果で面白い結果に


有用な情報が手軽に得られる代わりに、デマも本当の話かのように拡散してしまうのが、今のインターネット。


先日カミアプでご紹介した米マサチューセッツ工科大の研究チームの調査結果でもTwitterでも、デマ情報は事実よりも
  • 1.7倍リツイートされた
  • 一定数に6倍速く達した

なんてことが分かってきています。

故にネット上で見た情報が本当か嘘なのか見分けるリテラシーが求められる訳ですが、そこに関してアドビが消費者のコンテンツに対する意識調査を実施していたのでご紹介させて下さい。

アドビは「米国、英国、フランス、ドイツ、日本5カ国のデジタルデバイス(スマートフォン、タブレット、PCなど)を1台以上所有する18歳以上のユーザー」を対象に調査を実施。


調査の中で「オンラインコンテンツに対する意識」に関して、「どこ(誰)からのコンテンツを信用し、シェアするか?」という質問をしたところ、一番多かったのが「家族や友人、同僚からのコンテンツ」という結果に。


確かに知っている人から教えてもらった情報なら間違いないだろうということですよね。そもそもその情報がデマって可能性もあるんですけど…w

そして2番目に信頼すると上げられたのが「ニュースサイトにある記事」、3番目が「購入する製品の販売元が発信するコンテンツ」という回答に。

昨今はフェイクニュースなんて話題もありましたし、ニュースサイトの信頼度は多少下がっているのかと思ったら思いのほか皆さん信頼しているようです。

そして逆に信頼性が低くかったのが、「YouTuberやSNSで活躍する有名人のコンテンツ」。一部の迷惑YouTuberの影響とかがあったりするんですかね。

話題になった迷惑YouTuber


同じように「マスメディアで活躍する芸能人が発信するコンテンツ」も信頼性が低い結果に。最近は何かと不倫とか報道されていますし、そういう意味でマイナスイメージなんでしょうか。

また改めてグラフを見て頂きたいのが、「信頼する(緑グラフ)」と「シェアする(オレンジのグラフ)」の結果が一致しない点。


先程上げたYouTuberや芸能人などは「信頼する」は低いのに、シェアするの割合は「主要放送局のサイト記事」と同等なんですよね。

内容が本当だとは思ってないけど、シェアには抵抗がないというのはなんとも不思議な結果となっています。

調査では他の質問もあり、「シェアするコンテンツのどんな点を重視するか」に対しては「正確なコンテンツ」が最も重要視されているという結果に。


次点で「役に立つコンテンツ」「シンプルなコンテンツ」と続いており、まとめると「分かりやすく正確で役に立つコンテンツ」がシェアするのに望ましいというところでしょうか。

まあその「正確かどうか」を見抜けるかっていう話が問題になるのですが、「5年前に比べ情報のシェアに気を使うようになった」と答えた人は76%とやはり皆さん以前よりは慎重になっているようです。


ちなみにじゃあテレビなども含めた信頼性に関して調査結果がないか調べてみたところ、公益財団法人 新聞通信調査会がメディア毎の調査結果を発表しており、出ていたのがこちらのグラフ。


全体的に信頼度は低下傾向にあるのですが、受信料問題などもありながらも一番の信頼度を誇るのは「NHKニュース」で、次点は「新聞」。やはりこの辺は安定の強さといったところでしょうか。

ただその信頼度の高さの一方で「ニュースを何でみるか?」という質問に関しては、ネットニュースが圧倒的な伸びを見せており、新聞は右肩下がりという状況となっています。


信頼度が高いと思いつつ読まれなくなる新聞、信頼度は下から2番目なのに読まれるようになってきているネットニュースなんとも複雑な結果ですよね。

いまやスマホを誰もが持っていて、いつでも手軽に情報を手に入れられる時代だけに致し方ないことだとは思いますが、ますますこれからも「嘘を嘘と見抜く力」は求められそうです。

ライターのひとこと




信頼していなくてもシェアはする、という考えはちょっと怖いですね。

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