田中麗奈「日本人として考えさせられる作品です」

ザテレビジョン

2018/3/13 14:18

田中麗奈とワン・ポーチエがダブル主演する日台合作映画「おもてなし」が、有楽町スバル座ほか全国にて公開中。

琵琶湖畔にある老舗旅館「明月館」の娘・梨花(田中)が、台湾から来た実業家の息子・ジャッキー(ワン・ポーチエ)と協力し、日本ならではの“おもてなし”の心で旅館の経営を立て直していく。共演者として、余貴美子、ヤン・リエ、木村多江、香川京子ら豪華名優が名を連ねる。

今回、ダブル主演の1人である田中に撮影を振り返ってもらい、自身が演じた梨花や作品の注目ポイントなどを聞いた。

■ 梨花はとても真面目な人だと思う

――随所に“おもてなし”の要素が取り入れられており、とても日本らしい作品だなと思いました。台本を読まれてどう感じられましたか?

それぞれの登場人物の人生が散りばめられていて、“おもてなし”ということに対して日本人の私たちが考えさせられるようなとてもリアリティーのあるお話だなと思いました。個人的に、脚本の砂田(麻美)さんの作品「エンディングノート」(2011年)が大好きなんです。その砂田さんが書かれた脚本は、心にしみわたるような内容でした。

――梨花を演じていかがでしたか?

梨花が背負っているものは、たくさんあると思います。お父さんがいなくなり自分がこの旅館を守って行かなきゃいけないとか、お母さんに対しても自分がそばにいてあげなきゃとか…とても真面目な人なんじゃないかと思いました。経営不振の旅館の未来を考えなきゃという焦りの中、そこに恋愛が重なってモヤモヤしたものを抱えている人という印象です。でも、台湾から来た実業家のチャールズ(ヤン・リエ)とその息子・ジャッキー(ワン・ポーチエ)という2人が投資をしてくれることになり、梨花が徐々に浄化されていくというか、明るくなっていく様子が感じ取れました。

■ 作品から教わることも多かったです!

――撮影中に大変だったことはありましたか? 国が違うと意思疎通とか大変かと思うのですが…。

意外とそういうことはなかったです。台湾のスタッフさんは、「日本の方たちは、先のことを考えていてとても細やかだね」と感心されていました。でも、とっさの出来事に対応するという部分では、日本の方より台湾の方が柔軟性が優れているかもしれません。私は20代の頃に中国映画「幻遊伝」(2006年)などに出演させていただいたりと、これまで台湾の方と触れ合う機会はあったからか、現場は過ごしやすかったです。

――本作の中でお気に入りのシーンはどこですか?

琵琶湖のシーンですね。梨花は琵琶湖を見ながら小さい頃の話をするんですけど、ここは彼女が本当に自分の素直な気持ちを吐き出せる場所だと思います。梨花にとって、すごく落ち着く場所ではないでしょうか。

――田中さんにとって、そのような場所はありますか?

私は福岡・久留米出身なんですけど、久留米に帰って筑後川に架かっている橋を見るとなんだか梨花と同じような気持ちになっているかもですね。

――日台合作ということで海外の方にも幅広く見ていただける作品だと思うのですが、田中さんの中での注目ポイントを教えていただけますでしょうか。

外国の方に言われて初めて気付く日本人らしさとか、日本特有のことってあると思います。触れたことで、初めて気付くみたいな…。私としても、この作品から教わることがすごくありました。

また、外国の方に「あっ、これが日本なんだ!」と知っていいただけるのはうれしくて、誇らしい気持ちにもなります。ぜひたくさんの方に見ていただき「自分の“おもてなし”って何だろう?」とか考えながら、自分が思っている価値観で自由に見ていただきたいなと思います。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/140237/

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