タイで「奨学金給与天引き」制度導入 マツコ「本当の意味で奨学金にすべき」に賞賛の声

しらべぇ

2018/3/13 11:00


家庭の事情で奨学金を借りて大学に進学したものの、その後の返済に苦しむ若者が増えているという。

12日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、タイの奨学金問題を紹介。マツコ・デラックス(45)、若林史江(40)らが持論を展開し、視聴者から反響が起きている。

(©ニュースサイトしらべぇ)

■タイでは2,300億円滞納


1996年に奨学金制度が始まったタイ政府系の「学生ローン基金」。2017年末までに540万人が利用しているが滞納者が64%にものぼり、滞納総額は680億バーツ(日本円で2,300億円)に膨らんだ。

これまでにも、滞納者約120万人に返還訴訟を起こすなど回収に乗り出していたが、「給与からの天引き」制度を決定し法整備も実施済み。6月からの試験導入が発表された。

奨学金の返済問題はタイだけのものではない。日本でも、学費の値上がりや非正規雇用の広がりなどで返済が困難な若者が増加。自己破産するケースも増えている。

■本当の意味での「奨学金」


奨学金で進学した番組ADは「(奨学金を借りてまで)そこまでして進学しなくてもよかった」と本音を吐露する。

若林は「奨学金というマイルドな呼び方を変える。人から借金をする、これから何十年もかけて返済することを子供たちにわからせるべき」と持論を展開。

マツコは「借りる前に一度、よく考える必要がある」と奨学金を気軽に借りるべきではないと強調。「本当に頑張っていて将来日本の役に立つ、貧しい人には(プレゼントすればいい)。『本当の意味での奨学金』とすべき」と結論付けた。

■視聴者賞賛


日本だけでなく、タイでも奨学金の返済が問題となっている昨今。2人の意見には視聴者から大きな賞賛が上がっている。












■全体の2割弱に「借金あり」


しらべぇ編集部で全国20~60代の男女1,365名を対象に調査したところ、全体の2割弱が「借金がある」と回答した。

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世界的に見れば教育ローンのような奨学金は例が少なく、返済義務のない給付型が大半だ。日本もやっと給付型奨学金制度が導入されたが、そういった点では後進国と言えよう。

大学に進学し将来への道が広がった人、逆に進学した意味がなかったと感じる人もいるが、「学ぶ」ことに無駄はない。貧富の差なく、学ぶ意思のある若者にとって最善の奨学金制度が誕生することを願わずにいられない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ イラスト/ミキシマ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)

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