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新譜でまとめました。2018年春のガルバンまつり

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やって来ました、春本番! 卒業、入学、進級、就活、出会い、別れ、お花見、確定申告、年度末などなど慌ただしい季節ではありますが、キリッと清々しい気分を胸に日々乗り切っていきたいものですね。そんなわけで、今回は春の装いにプラスするとよさそうな女性ヴォーカルバンドの新譜(2018年リリース)をピックアップ。ガールズロックという枠に収まらないイチオシの5組で、春キュンしてくださいませ~!

■「ワタシフルデイズ」('18) /クアイフ

昨年メジャーデビューを果たしたクアイフのニューシングル「ワタシフルデイズ」は、新生活を前にした今の季節に聴きたい爽快なアップナンバー。もし日々の暮らしの中で自分らしさを見失ってしまったのなら、それを取り戻すきっかけになってくれるかもしれません。インディー時代の「Wonderful Life」を文字っているようだし、実際オマージュ的な鍵盤が出てくるあたりもニヤリ。一人称を“私”で歌う点に強い決意を感じたりもします。

■「庭をでて」('18) /The Wisely Brothers

カラフルでポップなナンバーが目立つようになり、いよいよ頭角を現してきた感じのThe Wisely Brothers。「庭をでて」はメジャーデビューを飾る初のフルアルバム『YAK』のリード曲で、Vampire Weekend好きな若者からThe Whoを愛するロックオヤジまでをも一瞬で虜にしてしまいそうなパキッと太い音像、グッドメロディーがたまらない仕上がりです。弾むようなビート、清々しいコーラスが春のウキウキとリンクしませんか?

■「バンド売れたい」('18) /密会と耳鳴り

下北沢SHELTERの主宰レーベル、SHELTER UNITEDの再始動第一弾として3月にミニアルバム『NEW』をリリースする“バイオレンスパンク”バンド、密会と耳鳴り。そのリード曲「バンド売れたい」は彼女たちの切実な願いがモロに出ていて、ゴリゴリのメタルモードからいきなり超ハッピーなサビへ切り換わるところを含めてとにかく思い切りがいいので、新しい季節をナニクソ根性で駆け抜けたいときに合うかも。MVも観ての通り、いろいろ凝っています。

■「尼将軍の恋」('18)/指先ノハク

指先ノハクも下北沢SHELTERと縁あって、密会と耳鳴りと同タイミングでSHELTER UNITEDからのリリースが決定! そのミニアルバム『TAMAMONO』(プロデューサーは中尾憲太郎!)は“和”がテーマになっているので、北条政子の生き様に想いを馳せた「尼将軍の恋」をはじめ、春の儚いムードに合うナンバーも多いと思います。同作に収録の“花が咲きそうな気配”をヒントにした「HANAMOYOI」なんか、この春に映えること間違いなしですよ。

■「6」('18)/FALSETTOS

The BreedersにThe Josephsとカッコ良いフィメールオルタナの新譜が目立つ昨今ですが、中でも2月にセルフタイトルの1stアルバムをリリースしたFALSETTOS(ファルセッツ)は要注目! 歌い回しやギターの歪みなどすべてに無駄がなく、そこかしこから色気が匂い立っている感じで、坂本龍一をはじめとする多くのアーティストが絶賛するのも納得です。ローラースケートを滑るMVがまた、音楽好きのツボを突いてくる素敵さ。もちろん、春にも合いますよ。

TEXT:田山雄士

田山雄士 プロフィール:フリーのライター。元『CDジャーナル』編集部所属。同誌の他、『okmusic UP's』『ナタリー』『bounce』など、雑誌/WEBを中心にお仕事をしています。日本のロックバンド以外に、シンガーソングライターとか洋楽とか映画とかも好きです。

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