器用な手を持つアバターロボ サイボーグによる繊細かつ強力な動き

OVO

2018/3/12 16:36


 技術はどんどん進む。ペットボトルのキャップを開けたり、卵を割らずにつかんだりできる、器用な手のアバターロボット「MELTANT-α(メルタント・アルファ)」(メルティンMMI・東京)が発表された。

身体の動作を忠実に解析する「生体信号処理技術」と、生体模倣から着想を得た「ロボット機構制御技術」をコアに、実用可能な「筋電義手」を開発してきた同社。人の手は、複数の筋肉群が複数の関節を動かすことによって動作するが、この複雑な動作をワイヤー駆動によって再現。従来のロボットではできなかった力強く繊細な動きが、人の手と同等のサイズ・重量で可能になったのだそうだ。

具体的には、片手でも2kgのボトルを持ち上げたり、4kg以上の物体を両手で支えるといった強力な動作ができる一方で、独自の制御アルゴリズムによって、卵を割らずにつかんだり、ペットボトルのキャップを開けたりするような、緻密な動作を行うことも可能。更に、18,900km離れた場所からの遠隔操作ができたり、人の手の動作速度をほぼ遅延なく再現するリアルタイム性も持っていたりする。

力強さと繊細な動きを両立できないという、ロボットハンドが抱えていた最も重要な課題を解決。災害現場や宇宙、深海などの極限環境での活躍が期待されている。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=OrUdzZKJ50o

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