「メアリ」本編に隠されたある映画のタイトル

3月7日より、先行デジタル配信がスタートした映画「メアリと魔女の花」。本作はスタジオジブリを退社した米林宏昌監督と、ジブリ作品の「思い出のマーニー」を手がけた西村義明プロデューサーがタッグを組み誕生した、アニメーション制作会社「スタジオポノック」の第一回長編アニメーション映画だ。このたび、その西村氏から、本編に隠された秘密についてコメントが到着した。

今回、西村氏が作品にまつわるトリビアや隠されたエピソードを披露。西村氏によると「こんな所にこんなものが!? と、米林作品には時にユーモアがあり、時に驚かされる小道具や人物が描かれます。メアリが暮らす家の小物の模様、マダム・マンブルチュークの奇抜な魔法道具、学生が集まる場ではボディビルをやっていたり……」と、本編内に米林監督のユーモアがふんだんに盛り込まれていることを示唆。

「でも一番のお気に入りは、メアリが閉じ込められた金庫室の巨大な門を装飾する魔法文字。僕らに縁ある映画のタイトルが隠されています。クリエイターの遊び心をDVDやブルーレイで探り当ててください」と大ヒントを出してくれた。いったい、どのような映画のタイトルが隠されているのかは、「メアリと魔女の花」を見てのお楽しみだ。

本作の魅力の一つとして、摩訶不思議な魔法世界を舞台に“ワクワクドキドキ”の大冒険がダイナミックに描かれていることが挙げられる。西村氏におすすめのシーンを聞くと「マダム・マンブルチュークとドクター・デイに変わり果てた姿にされてしまった動物たちが大脱走するシーンは、ぼくから見ても圧巻の一言です」と太鼓判。その理由を「米林監督を中心とした手書きアニメーターたちの勢いが動物たちに憑依し、音楽家の村松崇継さんが扇情的に場面を盛り上げたから」と制作の舞台裏を明かした。

そして「追ってくるマダム・マンブルチュークとドクター・デイを振り切ろうとするメアリとピーターと一緒になって、子どもも大人も、気づけば手に汗を握っている大迫力のシーンになっていると思います」と熱く語っている。

本作では、自分の力で失敗や困難に立ち向っていく少女メアリの成長が丁寧に描かれ、多くの共感を呼んだ。西村氏は、メアリのように“新たな一歩”を踏み出そうとしている人たちへ、次の心温まるメッセージを送る。

「魔法のような技術が日々現れて、色々なものが変わりゆく世の中で、何を思うか、何を共有したいのか、大きな森で迷わずに歩み続けるために、忘れてはいけない大事なものは何なのか。そういうことを考えながら、大人たちが必死になって手で描き続けました。11歳のメアリのように、元気で、笑顔で、時に涙もし、それでも立ちあがり、自分ではない誰かのために歩みだす姿に、色々なことを感じて楽しんでいただければ嬉しいです」

映画「メアリと魔女の花」のブルーレイとDVDは、3月20日に発売。

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