ハリウッドスターの報酬はエージェントが裏で交渉している


ご存じのように、ハリウッドスターは多くのお金を稼ぎます。当然ですが私よりも、そしておそらくあなたよりも。

では、どのようにしてお金を稼いでいるのでしょうか? 常人よりもはるかにお金を稼いでいるトップレベルのアスリートやミュージシャンと同じように、ハリウッドスターにも報酬の交渉をするエージェントがいます。交渉は、仕事の前と後だけでなく、途中でも行われます。

ニュースサイトVanity Fairでは、エージェントの代理人が交渉に使う相場システムについて、わかりやすく噛み砕いて説明しています。皆さんも、ハリウッド俳優や女優を目指すのであれば、知っておいて損はないはずです。
  • 俳優の相場というのは「ある一定レベル以上の俳優に映画に参加してもらうために必要な基準額」です。映画に出演する俳優や女優の報酬は(通常、億単位です)、前作の出演料が基準となります。マーク・ウォールバーグのような予算の大きな映画に出演している俳優は、非常にすばらしい役者でありながら、低予算の芸術的な作品を選ぶミシェル・ウィリアムズのような女優よりも、相場が高くなる(1億5000万円)と「ヴァニティ・フェア」には書いてあります。しかし、マーク・ウォールバーグは、『ゲティ家の身代金』のような名誉ある映画であれば低予算でも仕事を引き受けており、固定報酬は3500万円だと言われています。
  • エージェントは、仕事が終わったあとにも、「聖杯(至高の目標)」と呼ばれる興行収入の何%かを交渉することができます。ただ、ハリウッドは独特な会計をするので非常に複雑になります。
  • プライベートジェットでの移動、アシスタント、ホテルの部屋などの特典も含まれます。
  • エージェントは、プライベートジェットのような特典が付けられない時は、通常は6桁のボーナスを追加します。そうなると、その後の相場が跳ね上がることになります。

そして、ハリウッドスターに多額のお金を支払うと大変なことにもなります。

ソニーが漏洩した映画『コンカッション』のウィル・スミスの報酬交渉メールでは、1億5000万円の相場に、世界の興行収入に合わせた5億円のボーナスが追加されるとありました。また、そこには2億円の特典についても書いてありました。

「2億円の特典なんて!」誰だって欲しいですよね。米Lifehackerでは、月曜日に無料のサーモンサンドベーグル、水曜日に無料のランチがあるので、私は文句は言いませんが、2億円の特典があれば最高です。しかし、『コンカッション』の興行収入は5o億円を下回り、そのうちの2億円はウィル・スミスのプライベートジェットやホテルの部屋などの特典に消えているわけです。

ハリウッドスターは、映画の宣伝、テレビ放映、それにもし再撮影された場合などのお金も支払われます(再撮影に際して、マーク・ウォールバーグのエージェントは報酬1億5000万円、ミシェル・ウィリアムズのエージェントは報酬10万円を要求した)。

ただし、これはあくまでもトップレベルのハリウッドスターの報酬の話です。通常の映画関係者(撮影クルー、ヘア・メイクチームなど)は組合のレートを元にした給与が支払われます。ハリウッドスターよりも報酬は少ないでしょうし、特典はたまに無料のベーグルがもらえるくらいだろうと思います。

Image: Pressmaster/Shutterstock.com

Source: Vanity Fair, Gawker

Alicia Adamczyk - Lifehacker US[原文

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