びっくりするほどできない!「エクササイズ界の脳トレ」登場

OTONA SALONE

2018/3/11 18:00



こんにちは、生ける体調不良ことOTONA SALONE編集部の井一です。今年はついに花粉症を発症したかなと思っていたら、ひっどい風邪をひいていました。ちょっと油断するといきなり肺炎になるので気を付けます。

さて、「頑張らないストレッチ」という、説明を読んでも具体像がよくわからないエクササイズのご案内をいただきました。よくわからないので行ってみました。

脳トレ的なエクササイズ?




提唱者の小川清貴氏は48歳から東京大学の跡見順子名誉教授に師事し、50歳のとき勤務先のIT企業を早期退職。その後9年に渡り独自資金でこの「セラサイズ」の研究を進めてきたという異色の経歴です。

「セラサイズ」は、体験すればわかりますが、従来ある「何」とも似ていませんでした。これは説明を読んでもよくわからないはずです。

敢えて言うなら理学療法や、シニア向けのリハビリストレッチに近いのですが、体力的な負荷はほとんどゼロ。鏡の前に立ち、言われている通りに腕の上下程度の動作をします。ご説明では「脳トレに近い」とのことでしたが、これが意外にもじんわり汗をかくくらいに疲れます。

俗に、脳そのものが消費するエネルギーはかなりのものだ(だから将棋の棋士はたくさんご飯を食べる)と言われますが、なんとなくこういうことなのかなと感じます。

まず、試しにやってみてください



ひじを左右に張り、手のひらを上下で向かい合わせて、写真の位置に置きます。このとき、利き手を上に。



このまま、上の手のひらを外、下の手のひらも外に、ひねって返しながら、同時にひじを左右に引いてみてください。

「あれっ、できない」と編集部金沢が混乱しています。同席していた6人のうち5人はできませんでした。ちなみに、これができたという人は同じ動きを頭の上でやってみてください。たぶん誰もできません。

普段、大脳と小脳どちらを使っていると思いますか? たとえば、普段の歩行は小脳で処理していますが、歩きながらものを考える場合は大脳。このような「始めての動き」は大脳がつかさどりますが、慣れると小脳に制御を渡します。慣れてない運動だけが脳に刺激を入れられるのです。

この大脳を刺激する、「ぎりぎりできるかできないかの動き」を3400種類以上組み合わせたのがセラサイズなのだそう。


再び例です。スタジオプログラム


足は肩幅に開いて立ち、腕をまっすぐ真上に挙げ、写真のように手のひらを内側に向けてください。



そのまま、親指が前に向くように甲を内側に返しながら、ひじを肩の高さまで引いてください。これを6回繰り返します。こういう動作を少しずつ変えながら次々に続けていくのですが、ふと気が付いたら脳とも身体とも言えないどこかが結構疲れていて驚きます。



疲れの他に何が驚くかと言うと、鏡をみっちりと見ながら、極めて正確に左右対称に身体を動かしているのにもかかわらず、身体が「まったく思った通りに動かない」ことです。

これは手を前に伸ばしてひねりながら引く動作です。被写体は井一に変わりました。親指を下に向け、手のひらを外にして手を伸ばします。そのまま胸の前で手のひらが上を向くようにひじを引くのですが。



手のひらの位置をご覧ください。本当に真剣に、1ミリもふざけず言われた通りに左右対称に動かしているのに、全然対称にならないのです。何度やってもできない。この動作は座ったままでもできますから、いまやってみてください。さあ。さあさあ。



たとえば私のように長く膝痛や腰痛を持ち、マシントレーニングですら関節に負荷をかけるのが怖いという人。このセラサイズはほぼノー負荷です。はかりしれない理論が背後にあり、簡単には言い尽くせません。いちど見学に行ってみてはいかがでしょう。私はまた行きます。

表参道セラサイズ・スタジオ

https://cellacise.com/

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