不審なパトカーに怪しい捜査、正体は保安官代理になりすました14歳少年(米)

米カリフォルニア州で6日、ある住宅街にて1人の少年が逮捕された。乗っていた白い車の屋根には警察車両が使用する青・赤色の回転灯。制服をきて腰には拳銃も下げており、バッジなどから誰もが「まさかニセ者だとは思わなかった」と話す。だがその正体はわずか14歳の少年。巧みなコスプレにより外見上はほぼ完璧な保安官代理の姿を手に入れていたのだ。『San Bernardino Sun』や『Fox News』などが伝えている。

“保安官代理なりきり中学生”が逮捕されたのは、ロサンゼルスの北東に位置するサンバーナーディーノ郡のビクタービル。郡保安官事務所の発表したところによれば、少年はまだ運転免許証を取得できる年齢ではないにもかかわらず、曾祖父の所有するフォード製SUV車エクスプローラーを警察車両風に改造して乗っていた。

スタイルばかりか少年は14歳にして警察の職務にあたっているフリもしていた。10代の少年や女性に対しては「付近で事件が発生したので注意を」などと告げ、あるお宅には玄関で「DV事件の通報があり捜査で来ました。扉を開けて下さい」と声をかけていた。しかし家人は「通報していないし何も問題はない」と頑として対応せず、被害などはないという。

少なくとも2名以上の住民と軽いやりとりを交わしていたこの少年。そのうちの1人であるジャスミン・ジョーンズさんは、『Fox News』の取材に「まさか14歳の少年だったなんて。本格的な制服だし帽子もかぶっているし、最初のうちは本物の警察官だと信じていました。ニセ者を見抜く方法なんて知らないし…」と不安そうに話している。

少年はほどなくして、本物の保安官の手で御用となった。家宅捜査においては各種の銃とホルスター、防弾ベスト、保安官や同代理のバッジ、ワッペン、無線機、制服、帽子など、いずれも模造品だが刑事らを驚かせるには十分なコスプレグッズが大量に押収された。過去の犯罪により逮捕時は保護観察期間中であったというその少年。現在身柄はロサンゼルス東部にある少年矯正施設に拘束されているという。

画像は『Fox News 2018年3月8日付「California boy, 14, arrested for pretending to be sheriff’s deputy, initiated traffic stop」(San Bernardino County Sheriff’s Office)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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