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蒼井優の筋金入りの映画愛がアツい「エキストラでもいいから、映画の現場にいたい」

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 第41回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞は、映画『彼女がその名を知らない鳥たち』(白石和彌監督)の蒼井優(32)が受賞した。3月2日、授賞式で名前を呼ばれた彼女のスピーチが話題となっている。

「この映画を撮ってる時に、私ほんとに映画の現場に居れてよかったなって、映画界に入れてよかったなって、思ったんです」
「これから新学期始まりますけど…。もし学校が辛い方、とか、もう新しい生活どうしようって思っている方がいたら、ぜひ映画界に来ていただきたいなと思います」
「ほんとに、映画界って、よくないですか? 私ほんとに好きなんです。みんなで一緒に映画を盛り上げていって……いけたらなと思います」

TwitterなどSNSでは、蒼井優が以前いじめ被害を告白していたことに関連させ、「彼女は学校に馴染めなくて映画に居場所を見つけたんだね」と解釈する向きもある。確かに2006年放送の『情熱大陸』(TBS系)で蒼井優は「小学校の頃いじめ被害に遭った」と明かしており、エッセイ本『Fro(ハート)優』(講談社)でも、いじめから逃れるべく中学受験をして私立中学校に進んだ話が載っている。ただ、進学した地元福岡の私立中学や、東京の転校先の公立中学、高校ではよい友人に恵まれたそうだ。

とはいえ蒼井優の映画好きは筋金入りで、純粋に映画界を愛しているのだろう。彼女は雑誌のインタビューや、出演作品の記者会見などでも「日本映画に貢献したい」と頻繁に発言してきた。雑誌『H(エイチ)』2002年8月号(ロッキング・オン)のインタビューでは、「多分やりたいことっつったら、今だったら映画しかやらないだろうけど。女優としてじゃなくてエキストラでもいいから、映画の現場にいたい(笑)」とも発言している。

前出の『From(ハート)優』は2003年発売の書籍だが、まだ高校生だった蒼井優がこれまでの半生や芸能活動について綴ったエッセイ集で、彼女の強い映画愛がひしひしと伝わる。「大の邦画好き」である蒼井優が邦画にハマったきっかけは『リリイ・シュシュのすべて』(2001年公開/岩井俊二監督)の出演が決まったこと。岩井監督の過去作品を鑑賞していて「映像の美しさと日本映画特有の入りやすいストーリーから、邦画のおもしろさに魅せられて」いったそうで、以来、色々なジャンルの邦画を観るようになり、「レンタルビデオは一回に四~五本は借りて、みた作品をノートに(作品名・監督名・出演者名・感想など)書きとめるようにしている」という。マメだ。

ちなみに当時蒼井が好きだとしているのは、邦画の中でも「マニアックな単館もの」で「どちらかというと『地味め』」な作品。具体的には、『顔』(2002年公開/阪本順治監督)、『金髪の草原』(2000年公開/犬童一心監督)、『突入せよ!あさま山荘事件』(2001年公開/原田眞人監督)、『風花(かざはな)』(2001年公開/相米慎二監督)、『三文役者』(2000年公開/新藤兼人監督)、『12人の優しい日本人』(1991年公開/三谷幸喜監督)、『双生児GEMINI』(1999年公開/塚本晋也監督)、『PiCNiC』(1996年公開/岩井俊二監督)、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(1995年公開/岩井俊二監督)。

ちなみに洋画はほとんど見ない(食わず嫌いと同じ感覚だそう)とのことだったが、その後は洋画の魅力にも目覚めたようで、2008年発売の『蒼井優 今日、このごろ。』(宝島社)の「寝ても覚めても映画! 映画! 映画!」というページでは『ローザス・ダンス・ローザス』(1997年公開/ベルギー)や『散り行く花』(1919年公開/アメリカ)など洋画の感想を語っている。

今の日本映画界において欠かせない女優に成長した蒼井優。おそらく生涯映画女優を貫くであろう彼女は、まだ30代になったばかりだ。今後、40代、50代、60代と年を重ねていく中でまた様々な表現を見せてくれるだろう。

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