知念侑李&中川大志は「仲がよすぎる!」小松菜奈が撮影現場で目撃

Movie Walker

2018/3/10 09:15

小玉ユキの人気漫画を三木孝浩監督が実写映画化した『坂道のアポロン』(公開中)。本作のストーリーの要となるのが、主人公・薫と千太郎が育むまぶしいほどの友情だ。薫役の知念侑李、千太郎役の中川大志、彼らの成長を見守る律子役の小松菜奈に話を聞くと、「大志は、僕を外に連れ出してくれる」(知念)、「知念くんが薫だったから、すごく安心だった」(中川)、「2人を見ていると、お互いのことを好きなのがよくわかる」(小松)と、まさに劇中の関係性そのもの。笑い声の絶えない時間となった、3人の仲良しインタビューをお届けする。

長崎県・佐世保市を舞台に、孤独な転校生・薫と、札付きの不良として知られる千太郎、千太郎の幼なじみの律子が、ジャズを通して一生ものの友情や恋を見つけていく姿を描く本作。知念と中川はピアノとドラムを猛特訓するなど、それぞれが原作にリスペクトを込めてキャラクターを熱演した。演じる上でこだわったのはどんなことだろうか。

知念「やっぱり薫を演じるには、ピアノがとても大事になってくるなと思ったので、必死にピアノの練習をしました。最初は覚えるのでいっぱいっぱいだったんですが、薫がどんな気持ちで音楽を奏でているのか、その曲にどんな感情が込められているのかを理解しながら弾こうと意識していました。そして薫は、どちらかというと内にこもっているタイプ。千太郎のパワーに反発するように動いているような男の子なので、現場では大志の演じる千太郎がどんなエネルギーをぶつけてくるのか、とても楽しみでした」。

中川「僕の千太郎に対するイメージは、立ち姿や動き方など、ちょっとゴリラっぽいイメージがあって。ゴリラを意識していたかもしれません(笑)」。

知念「わかる!歩いてくる時の足の踏みならし方がすごい!襲われるんじゃないかというくらいの勢いがある(笑)。千太郎の強さがよく出ていたよね」。

中川「ゴリラって実は繊細で優しい生き物。そういった意味でも、やっぱり千太郎はゴリラっぽいなと思うんです。僕は、初めて衣装を着て現場に来た知念くんと菜奈ちゃんを見て『薫と律子に会えた』と思えたんです。本当に漫画から飛び出してきたようだった。2人の薫と律子をしっかりと受け止めることで、僕は千太郎になれたんです」。

小松「律子は、社交的だけれど素朴で柔らかい雰囲気の女の子。自分のなかでは“どんな女の子なんだろう?”と模索している部分もあったんですが、現場に入ってみると、薫と千太郎の関係が本当に微笑ましくて、愛おしいと思えるものでした。セッションをしている視線の交わし方もそうですし、2人でいるのが楽しくてしかたないといった感じ。お互いがお互いを好きでいることがすごく伝わってきて、2人の演じる薫と千太郎を見ていれば、自然と律子のように優しくなれたり、感動したりすることができました。現場では、すごく2人に助けられたと思っています」。

三木監督は、薫と千太郎の友情の深さを「ある種のラブストーリーのようなもの」と語っていたそう。知念と中川の共演はドラマ「地獄先生ぬ~べ~」に続いて2度目となり、相性もバッチリの様子。小松も「2人は仲がよすぎる」と証言する。

中川「薫が知念くんじゃなかったら、照れてしまったかもしれないです。以前もご一緒させていただいたことがあるので、すごく安心感があったし、遠慮せずにやれました。楽器の練習も知念くんと“どれくらい進んでいる?”と連絡を取り合いながらやることができて、すごく楽しかったです。知念くんは、年齢的には僕の5つ上なんです。なんだかお兄ちゃんのようでもあり、甘え上手な弟のような面もあって。とにかくこの現場は、みんなが知念くんのことを大好きだったんです」。

知念「大志は年下なんだけれど、年下には感じない。なんだか不思議な感じなんだよね。僕は大志のおかげで、スタッフさんや共演者の方々とコミュニケーションが取れるようになっていきました。大志は、僕を外に連れ出してくれるんです。そういうところも千太郎みたいですね。以前、スノーボードに行った時も、大志に上のほうまで連れていかれて。僕、初心者だったんですよ(笑)!」

中川「ごめんなさい!」

小松「2人は仲がよすぎるんです。お互いを信頼している感じがあって、見ていてすごく安心できる。律子と同じで、2人の関係がうらやましいなと思いました。そのすべてが、きちんと作品にも映っていると思います。2人の掛け合いって、普段からすごくおもしろいんですよ。なんだかずっと踊っていたよね(笑)」。

知念「“狼から逃げる子豚”とか設定を決めて、劇やミュージカルのようなことをしていたんだよね」

中川「知念くんが本当におもしろいんですよ。そこに菜奈ちゃんを巻き込もうとすると、菜奈ちゃんは嫌がるようなことを言いながらも、ちょっと乗ってきてくれる。撮影の初めからそういう感じだったので、絶対に仲良くなれると思った!」

知念「そういえば、海のシーンの撮影の時にはお祈りのダンスをしたんだよね」

中川「そうそう!雲行きがちょっと怪しくて、雲を吹き飛ばす儀式をしようって話になって」

知念「民族音楽みたいな曲をかけて僕がお祈りをしていたら、大志が海から神のように出て来た(笑)」

小松「本当に小学生みたいなことばかりやっているんですよ!」

いよいよ公開となった『坂道のアポロン』。仲睦まじい3人が体現した青春を、ぜひスクリーンで堪能してほしい!(Movie Walker・取材・文/成田 おり枝)

https://news.walkerplus.com/article/139754/

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