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須賀敦子の自筆詩篇原稿発見 没後20年記念の詩集発売

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 プライベートな遺品として保管され、長らく人の目に触れることのなかった資料を、旧知の編集者が整理する中で発見した須賀敦子氏の未発表の自筆詩稿、44篇。それらを収録した単行本『主よ 一羽の鳩のために──須賀敦子詩集』(河出書房新社・東京)が、没後20年を記念して、3月16日に発売される。

和紙やタイプ用紙などに主に鉛筆で書かれた原稿は、記された日付から、須賀敦子がローマ留学中の1959年1月から12月までのものと判明。その後夫となるペッピーノにもコルシア書店にも出会っていない、須賀30歳の一年間。自身の内面に静かに深く問いかけつづける真摯な求道の姿が、平易でやわらかな表現の奥に感じられる美しい詩篇だ。

また、上の詩作と同時期に訳したと思われる、コルシア書店の創設者で詩人としても名高いダヴィデ・マリア・トゥロルドの翻訳原稿も新発見。須賀の翻訳者としての卓越した才能が存分に発揮された訳稿だ。この原稿は、今年6月から刊行開始の、海外文学コレクション「須賀敦子の本棚 全9巻」に収録予定。

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