その常備薬、海外では違法かも? [The New York Times]

マイロハス

2018/3/9 21:45


痛み止めや胃腸薬、のときは使い慣れた常備薬を持っていくという人は多いでしょう。でも、ちょっと待って。ドラッグストアで普通に市販されている薬が、国によっては持ち込みが禁止されている場合があるのです。その結果、税関で没収されたり、罰金を取られたり、あるいは、勾留されてしまうなど深刻な事態を引き起こす可能性も。

一般的には、個人で使用する目的で少量の市販薬を携帯する旅行者が、大きなトラブルに巻き込まれることはほとんどありませんが、テロ対策のため、米国をはじめとする国々への医薬品の持ち込みは年々厳しくなっているのが現状です。また、アレルギーや各種疾患の治療のために特定の医薬品を処方されているケース、とくに向精神薬や睡眠導入剤などを定期的に服用しなければならないときは、海外に出発する前に必要な手続きをするなどの事前準備は欠かせません。

渡航先の下調べをしっかりと

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国内ではドラッグストアで売られていても、海外では違法となる薬もあり。旅行の前にしておきたい (Lars Leetaru / The New York Times)

まずは、出発の6週間前には、かかりつけ医や海外旅行保険会社、薬剤師に相談して、旅行先の国の法律に照らして、携帯する薬の成分が合法かどうかを確認しましょう。国内にある各国大使館(アメリカに行くなら在日米国大使館など)に問い合わせるのも確実な方法です。

詰め替えずオリジナルの容れ物で持参

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image via shutterstock

医薬品はもちろん、ビタミン剤やサプリも、ピルケースなど他の容器に詰め替えずに、製品名や成分が明記された元々の外箱やパッケージに入れて持ちましょう。処方箋薬の場合は、処方箋と一緒に内容物がひとめでわかる透明なプラスチックの袋に入れます。このとき、処方箋の名前とパスポートの名前が一致していることを確かめるのもお忘れなく。

薬剤証明書をあわせて用意


処方箋のコピーにあわせて、治療のために必要とする医薬品のリストと服用する理由を説明した医師の薬剤証明書を控えとして持つのが理想的です。英文または渡航先の言語に翻訳したものが望ましく、これらの書類には、薬に含まれている成分の化学名などの正式名称が明記されていなければなりません。製品名ではなく、成分によって合法か違法かが判断されるからです。

量を減らしたり、代替え品にスイッチ


持ち込みが認められている薬でも、量に制限がある場合もあります。服用する量を減らしたり、制限のない同種の薬に変えることもオプションとして考えられます。ただし、少ない量や異なる薬でも大丈夫かどうか、医師の診断をあおいだうえで、早めの段階から体調や経過をみて、十分な時間をかけて試し、身体の調整を必ずするのが肝心です。

(C)2018 The New York Times News Service

[原文:How to Make Sure You Travel with Medication Legally/執筆: Tanya Mohn]

(翻訳:十河亜矢子)

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